ぼく・・ぼくは一人だけど、楽しいときもあれば悲しいときもある。
いつもは優しいねといわれるぼくだってめちゃくちゃに怒りたいときもある。
そんなのは・・ぼくじゃないって言われそうで抑えれば抑えるほど溜まってきてしまう『何か』
こどもだけじゃないですよね・・私達おとなだって毎日気分が違うし、一日の中でも気分が変わるものです。
大人はなんとなくやりすごしてしまうけど、純粋な子どもには自分で自分が分からなくなるときってあるんじゃないでしょうか・・・??
きいろいきぶん、あおいきぶん・・いろんな色の人型という単純なモチーフが基本のこの絵本。
なのにどのページも「あっ・・わかる!」って感じでいろいろあっていいんだよ。と優しくささやいてもらっている感じがします。
思春期に入るころの子ども達目に触れてほしい1冊です。