人が増えたからもともとひとりだったサンタクロースがふたりにふえ、よにんにふえ…。
たくさんのサンタたちが大人たちの耳元でこどもたちにプレゼントをささやいているから、大人はこどもにプレゼントをあげたくなる…なんて新しいサンタのお話だなと思いました。
大人がプレゼントを用意して、こどもの靴下に入れたくなるのはサンタがささやくからかーと納得でき、個人的には好きです。
絵本で字数も3歳児くらいでも大丈夫なくらいなのですが、サンタさんがこどもたちにプレゼントを持ってくるという定番のお話を求める大人やこどもにはあまりおすすめできないかな、という気がします。
私は事前に読んで、サンタさんを信じてプレゼントを待っている3歳のこどもにはまだ早いなと思い読みませんでした。