「下町ロケット」 ママの声

ドラマをはまってみていましたが、本も読んでみたくなりました。
とても夢のあるストーリでドキドキわくわくします。
大きなプロジェクトの中に小さな企業も参入していくというのが、またいいですね。
ドラマも本もとてもよいです。

大企業に中小企業が負けないだけの技術で対抗する！格好いいですし、ライバルを蹴散らすのは爽快ですね。
エンタテインメント作品なので、とにかく面白く読めました。元々、ドラマにハマってから読んだのですが、小説でも財前さんが男前でした。

研究者だった佃は研究者の道をあきらめ、家業の町工場・佃製作所を継ぎます。
様々な困難が佃製作所を襲いますが、佃の姿勢がかっこよかったです。
佃を支えるみんなもナイスです。
大企業が通常は勝つのが当たり前でしょうけれど…。
大企業側が見下してきたり、横柄な態度というのあってかより佃に感情移入し、彼を応援しながら楽しく読むことができました。
途中、揉めた社内での意見も分からないでもないけど。
夢とプライド。持っていたいものですね。
読後感がよかったです。