ミミズの謎」 ママの声

ミミズの謎 作:柴田 康平
出版社:誠文堂新光社
税込価格:\1,650
発行日:2015年11月
ISBN:9784416115206
評価スコア 4.5
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  • ミミズがこんなに奥の深い生き物だったとは

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子20歳、女の子16歳

    著者の柴田さんは、通勤とちゅうの道端で干からびているたくさんのミミズを見て好奇心を刺激され、地道に観察を重ねてきて分かったことを、この本にまとめたそうです。
    著者経歴を見ても、たいしたことは書いておらず、いったって普通の会社員(技術系公務員さんのようですが)で、特に大学の研修者というのではないようです。
    ですが、言葉の使い方・表現の仕方がとても分かりやすくて、読みやすかったです。
    観察したデータや分析の結果も、適度に図や写真、票などで上げてくれているので、状況や結果がよくわかりました。

    図書館の新館コーナーに置いてあって、なんとなく目を惹いたので借りてきたのですが、「ミミズ」の観察&研究がこんなに興味深いものだとは思いませんでした。

    特にすごいなぁと思ったのは、観察していくうちにちょっとでも疑問に思ったことは徹底的に調べて、場所を変えたり過去の書物をあさったりしてより正確な【答】を見つけようと努力してるところで、
    しかも、そこでわかった結果【答】を(断定できない場合は“仮説”として)きちんとまとめてくれているところです。
    例えば、「ミミズって鳴くの?」では、田舎の草むらで聞いた『ジージー』という鳴き声は「ミミズ」だったのだろうか?という事を検証しています。

    著者の真摯な態度とミミズに対する熱意(愛)を感じました。
    表紙絵には小学校の中学年くらいの男の子が書かれています。
    なので、出版社さんからのこの本の対象は、小学校の4,5年生くらいから高学年くらいでしょうか?
    もちろん、興味があればそのくらいのお子さんから十分読める内容だと、私も実際に読んでみて思いました。
    ただ、小学生くらいのお子さんたちだけでなく、生物に興味のある方なら中学生・高校生。大人だって、十分楽しく読めるミミズの話がたくさん載っていました。

    投稿日:2016/03/07

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    1
  • ミミズについて、深掘りするのが楽しそう。

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子6歳、女の子2歳

    ミミズという生物1つだけで、これほどに謎が謎を呼ぶとは驚きでした。ミミズの研究に取り組む著者が、ミミズの生態から観察、研究する楽しみまでを写真を交えて紹介してくれています。何とも奥の深い生物です。自由研究として、子ども自身で実際にやってみるとより楽しめそうだなと思いました。

    投稿日:2022/09/25

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    0
  • ミミズ。

    芋掘りなんかするとよくミミズに遭遇したものです。
    あとは雨上がりの晴れた翌日に干からびたミミズを見たり。
    ミミズの生態や不思議など、大して考えたこともなくきましたが。
    ミミズってこんなに謎があり面白いものなのですね。

    投稿日:2021/10/19

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