講談社の童話がいっぱいというシリーズから出ている斉藤洋さんの「おばけ図鑑」シリーズの1冊です。
中は9話のショートショートになっていて、都市伝説の記事のような作りで、1つのお話が4から5ページで終わっています。
イラストの部分が大変大きいので、読むのはちょっと苦手、でも怖いはなしは好き。というようなお子さんにはおススメです。
また、この作品は“のりもの”がメインで取扱われているので、乗り物が好きなお子さんたちには特にお薦めします。
個人的に気に入ったのは、「こうそくどうろのじんめんけん」です。
じんめんけんを おいこしては いけません。
じんめんけんを おいこす ためには、
百キロよりも、スピードを ださなければ なりません。
それは こうつうきそくに いはんします。……
そう ならない ためには。
おいこさなければ いいのです。
あんぜんうんでんで だいじょうぶ!
これで終わってるんですよー。なんか怖い話のはずなのに、笑っちゃいました。