「永遠の夏休み」 ママの声

折原みとさんの作品は、親の私が小学校高学年〜中学１年生くらいの時にすごく流行っていました。
思春期の子供の心をよく捉えていて、また少し背伸びした気分で、みんな読んでいました。
こちらのお話は、まるでドラマになってもいいくらいの、映像も浮かび上がってきそうな、心にくる青春物語に思いました。
「永遠の夏休み」っいう題名も素敵だなぁ。
もう立派ないい歳の大人ですが、夏休みの何とも言えない感じが今でも好きです。

亡くなった親友タケル。
祥太達はタケルとの果たせなかった約束を果たそうとタケルが亡くなった山へ向かいます。
何をしてもタケルの死は動くものではないけれど。生きている祥太たちにはこうしたことは必要だったのでしょう。まあ子供だけで山は危ないかなーとは思うけれど。
友情、大人になるということとは…。