「きんぎょのひるね」 ママの声

仕掛け絵本で
だんだんこちら側が大きく
そちら側が小さく

今度は、逆

内容的には
自己中心を気付かせる？ってことなのかな

みんなでせっかく楽しく遊んでいるのに・・・
もったいないなぁ〜
じゃぁ、どうすればよかったのかな？って
思えばいいのかな？

「ひるね」との絡みもどうかな？

もうちょっと、楽しみたかった感があります

しかけが可愛かったので手にしたのですが、内容がそれ以上に良かった。3歳になってお友達との関わりが増える中で、「あまのじゃくしていたら、お友達がいなくなっちゃうよ」としかけで優しく楽しみながら教えてくれます。子供も何度も読んで！と言いましたが、大人も何度でも楽しめ、たくさん読み聞かせた中でも心に残る作品。

私が読む前に娘（４歳）が一人で眺めて、「お母さん、このきんぎょの絵本楽しいんだよ」　何かと思ったらページをめくるたび池が大きくなるようにしかけがしてある。そして雨がやむとまた池がどんどん小さくなっていく。
池の大きさは金魚の気持ちとそして読んでいる子供の気持ちも表している気がする。期待にわくわく、そしてしおれていく。
説教くさくなく、仲良くしようねと子供の気持ちの中に自発的に芽生えさせてくれる本だと思う。