大野八生さんの「盆栽えほん」が、かわいい挿絵でわかりやすく、とてもよかったため、こちらも読んでみました。
6歳の息子は、家庭菜園や盆栽を始め、植物が大好きです。
ハーブについては、あまり知識はありませんでしたが、
この本で興味をもったようです。
庭に何を植えようか一生懸命考えていました。
種類、歴史、料理、育て方など、ハーブについてのあれこれを説明してくれていますが、「ハーブの概要」といった本なので、
この本1冊ですべてがOKというわけではありません。
こんなハーブからこんな料理が作れるんだ!ということがわかりますが、
レシピはないので、ネットなどで調べる必要があります。
育て方も、いくつかの植物について大まかに説明されているのみなので、別途育て方の本も必要です。
ただ、「ハーブ」そのものに特段の興味がなかった私たち母子が、ハーブに興味を持つのに十分な内容でした。
家庭菜園や花壇などはやっていますが、私自身、コンパニオンプランツという言葉を初めて知りました。
特定の虫を寄せ付けない植物や、特定の虫を寄せ付ける植物などを考えて植えることで、よりよい影響を与えあう植え方だそうです。
ハーブ特有ですね。
葉物野菜やブロッコリーなどにつく、ヨトウガの幼虫に悩まされていましたが、ニンニクを植えるとよいとさっそく解決法が見つかりうれしいです。
ヨトウガの幼虫は、この世のものとは思えない気持ち悪さなものですから。