「ルルとララのおかしやさん(21) ルルとララのようこそタルト」 ママの声

由緒正しい物を好むお客様をお迎えするにあたって、どうするかを考えたルルとララと森のみんな。みんなは相手のことを考え、思いやって考えることが一番重要であることに気がつくことができました。
他人に料理を振舞うこと、「おもてなしの心」について学ぶことができる良いお話だったと思います。

森1番の年寄りの木であるクヌギじいさまを木のお医者様に診てもらうことに。
木のお医者様ドクターモグモグは気難しく、由緒正しい物が好きだと聞いたみんなは、由緒正しい物でおもてなしをすることにします。
そこで、ルルとララも由緒正しいお菓子でおもてなしをしようとします。
由緒正しいお菓子＝世界一古いお菓子とは？
それは、ローマ時代からあるタルトでした。
フルーツやクリームをのせた、タルトがたくさん出てきてどれも美味しそうです。
焼きたての温かい状態で食べられるエッグタルトは、想像しただけで、気持ちも温かく、顔も笑顔になります。
ストーリーもとっても素敵で、読み終わった後は、優しい気持ちになれました。

可愛い女の子が主人公、動物たちも出てきて、お菓子やさんというコンセプト、まさに低学年の女の子が好きそうな要素満載の児童書シリーズです。
今回は「タルト」。
お菓子作りに疎い親の私は「タルトってどうやって作るの？」と興味がわきました。
が、いざ自分で作るとなると、我が家には敷居が高いかも（苦笑）。