今このシリーズが小学生に人気だと聞いたので、図書館で何冊か借りてきて3年生の長男に勧めてみました。
この本は、どうやったら勉強がうまくできるかというものです。勉強ができるようになりたいと思っていて、そのための努力も惜しまないけれど、具体的な方法がわからないというマジメな子に向いているような気がします。
主人公も、今4年生で、3年生までは勉強ができていたけど急にできなくなったという設定になっています。
今のところ学校での勉強に困っていない息子にはあまり響かなそうでした。どちらかというと、なぜ勉強しなければならないのか、という内容の法が彼には必要だったのかもしれません。
でも、なぜ習ったことをまた宿題でやらなければならないのか(繰り返すことで記憶が定着するため)など、単調な勉強の意味がわかりやすく説明してあるので、ためになると思います。
大人の視点から見ても、ご褒美ではなくて、達成感を持たせることのほうがやる気が出るなど、励まし方のヒントが書かれていて興味深かったです。