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あっぱれ!われらのてんぐさま

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ちいさなエリオット おおきなまちで」 ママの声

ちいさなエリオット おおきなまちで 作:マイク・クラトウ
訳:福本 友美子
出版社:マイクロマガジン社
税込価格:\1,870
発行日:2018年07月14日
ISBN:9784896377613
評価スコア 4.51
評価ランキング 7,499
みんなの声 総数 46
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30件見つかりました

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  • 小さなゾウ、エリオットの可愛らしいお話です。

    「ゾウは大きいもの」という思い込みがあっただけに、小さなゾウが主人公というのがとても新鮮でした。
    耳はまるで羽のようだし、水玉模様というなんとも可愛らしいエリオットが一目で大好きになりました。

    そんなエリオットは小さいことで、日常生活で色々苦労しています。
    私も昔から身長が低く、コンプレックスに感じることもあったので、とても共感できるお話でした。

    小さいことで困ることもあるけれど、小さいからこそ気付けることもある。
    自分よりも小さいネズミさんの存在に気付き、ネズミさんを助けることが出来ると分かったエリオット。
    大好きなカップケーキも、一人で食べるより、二人で食べた方が美味しいですよね(^^)

    1940年代のニューヨークがモチーフとのことで、クラシカルな街並みや車、部屋やお店といったイラストが丁寧に描かれていて美しく、色遣いも落ち着いていて、とても温かみのある素敵な絵本だと思いました。

    色々なカップケーキもとても美味しそう!
    作者のマイク・クラトウさんは大のカップケーキ好きということで、カップケーキ愛がひしひしと伝わってきました。
    シリーズ作品とのことで、是非他のお話も読んでみたいです。

    投稿日:2018/08/12

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    2
  • 大事なことに気づかされました 受賞レビュー

    • みちこ*さん
    • 20代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子2歳、男の子1歳

    まず、ステキなイラストに目が惹かれます。リアルだけど優しいタッチで、何だかイラストを見ているだけでほっこり。
    エリオットがあまりにも可愛くてギュッと抱きしめたくなります。

    そんな、見た目からも可愛さ溢れるエリオットは、大きな町に住むとても小さなぞう。
    困っていても誰にも気づいてもらえない、とても寂しいぞうです。

    そんなとき、自分より小さなネズミに出会います。
    小さなネズミが困っている姿を見て、エリオットは何を感じたのでしょうか。

    私だったら、自分より小さいのに懸命に生きている姿にとても励まされるし、気持ちが分かるから助けてあげたいと思います。
    エリオットもそうだったのかな?

    エリオットは、小さなネズミを助けてあげます。
    そして、そのあとエリオットもネズミに助けてもらい、ずっと欲しかったカップケーキを手に入れることができます。

    エリオットとネズミの関係はこれからどうなっていくのでしょうか?
    大きな町で誰にも気づいてもらえなかった2人が、喜びも悲しみも共に分かち合える相手を見つけることが出来たんじゃないかと思います。

    それは、エリオットが小さなネズミに気がついたから。

    現実世界で、自分より小さなものに気づくことは思ったよりも難しいのかもしれません。
    気づいたとしても見て見ぬ振りをしてしまう大人は多いのではないでしょうか。

    我が子にも、小さなものに気がつき、手を差し伸べられるような子に育ってほしい。人の痛みを分かる子になって欲しい。そう強く感じる絵本でした。

    子供にも繰り返し読み聞かせをしてあげたい一冊です。

    投稿日:2018/08/01

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    2
  • 勇気づけられる1冊!

    まずこの絵本を開くととても美しい色使いと絵の素晴らしさにうっとりしてしまいました。そして、このエリオット、とても愛らしくて可愛いなって思いました。

    うちの1歳の赤ちゃんは私がおもちゃ屋さんで見つけてプレゼントしたぞうの小さなぬいぐるみが大好きでいつでもどこでもそのぞうのぬいぐるみの鼻を小さな手いっぱいに持って口元に当てています。このぬいぐるみがないと落ち着かないのか、寝る時にも必ず持って寝ないと大泣きをして起きてしまうほど気に入っています。

    なのでこのエリオットを見ていると何だかうちの赤ちゃんが持っているぞうさんみたいで何だかすごく、まるで自分の子供を見守るような気持ちでこの絵本を読みました。

    誰にも気づかれなくてもきっとそんなあなたを必要としている人がいる、そんなことをそーっと教えてくれる、そんな絵本で、なんだか勇気が湧いてくるような気がしました。

    そんなに文章はないのに、素晴らしい絵と短い文章でも十分何が言いたいのか、どう感じているのかがすごく分かりやすく描かれていて、子どもに読んであげるのはもちろん、大人が読んでもすごく何か気づかされるものが有る、そう思いました。

    誰ひとり意味のない人はいない、大勢に認めてもらえなくても一人に認めてもらえればそれで十分。そしてその一人がどれだけ大切な存在になるか。すごく素敵な絵本だと思いました。

    子供にも何かしら伝わってくれていると良いなと思うと同時に、ぞうさんの大好きなうちの赤ちゃんが大きくなって、この絵本を読んであげていろいろな事を感じ取ってくれたらいいな、そう思いました。

    素敵なねずみさんとの出会いが有って、本当に良かったね。

    本当に素晴らしい絵本だと思うので、大切な人への贈り物や、お誕生日のプレゼント、クリスマスのプレゼントにも最適だと思います。

    投稿日:2018/08/04

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    2
  • 自信を持って

    エリオットはとても小さなぞう。
    大きな街の中で困ることや、生活の
    中でも不便な事がたくさん。

    『だってぼくはこんなに小さいんだもの』

    エリオットは、体の大きさだけでなく、
    自分自身の価値をそう感じているようです。


    うちの子も、時々
    『ぼくはどうせできないもん』
    『ぼくはダメな子だから』
    と、自分を卑下することがあります。

    やりたいけれど思うようにできない、
    失敗したらどうしようという不安。

    みんなそうだよ、と私が子供の時のことを
    話したり、ほんの小さなお手伝いでも
    『ありがとう』
    と抱きしめたり。

    伝わっているかは分からないけれど、
    『どういたしまして』
    と言うときの我が子は少しだけ大きく見えます。


    エリオットも少しの自信と誇りを手に入れ、
    おまけに友情まで感じるようになれたんですね。

    きっと明日は、鏡に映る自分の大きさを
    喜べるようになりますよ。


    小学生になって、毎日の忙しさに疲れた
    我が子にも、勇気を届けられますように。
    おやすみ前の読み聞かせで、ゆったりと
    読める内容でした。

    投稿日:2018/07/20

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    2
  • 気づいてもらえる幸せ

    主人公のエリオットは、ちいさなちいさなゾウです。
    あまりにも小さいから、誰にも気づいてもらえません。
    そのことをそのまま受けとめて、仕方がないとあきらめていたエリオット。
    それが、エリオットよりもちいさいねずみに出会ってから、少しずつ変わっていきます。
    誰かに気づいてもらえるって、とても幸せなことですね!

    投稿日:2019/07/03

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    1
  • エリオットは、水玉もようの小さなぞう。大きな街で暮らすのはなにかと大変です。買い物したくても、小さくてお店の人に気付いてもらえません。ある日、エリオットは自分より小さなねずみに出会い…。一人ではできないことも二人なら・・・助け合う心を育む絵本です。

    投稿日:2019/02/18

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    1
  • 親が読みました。

    親の私が読みました。
    色々人間関係も面倒くさくもある現代,「人間関係はさっぱり過ごすほうが楽!」と思うことも多いです。
    でも,こちらの絵本を読んで,「やっぱり助け合うことって大切だな〜」「一人でできないことも二人ならできるのだな〜」と改めて感じました。
    これから育児をして子供を育てていく上に,人間関係の機微をどう教えていくか参考になる絵本に思いました。

    投稿日:2018/09/12

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    1
  • エリオットは、小さなゾウで、その小ささがもとで、不便を感じながら暮らしています。
    この、小さなゾウは、子供だろうか、と思って読んでいると、私の小さな息子が、そう言えば、私がないない、と探しているものを、すばしっこく見付けてくれたことがあったなぁ、と思い出しました。

    そんなとき、私が喜ぶのを見て、息子は自信にあふれた満足げな顔をします。
    小さいからこそ、その目線で見つけられることはあります。

    エリオットも、小さいからこそ、困っているネズミが目に入り、ネズミを助けてあげました。
    新しい友達ができた喜びだけでなく、小さくたって、自分も誰かを助けられるし、またネズミにも助けてもらえた、という、幸せをかんじられるお話でした。
    とにかくエリオットがかわいかったです。

    投稿日:2018/08/15

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    1
  • 小さくても

    ほっこりした色合いで描かれた、レトロな感じの絵が、いいですね。
    かわいい水玉模様のちいさなエリオットと、もっとちいさなネズミくん、ちいさくたって協力しあうと、いろんことができます。
    仲良くカップケーキを食べている場面が、ほほえましいなと思いました。

    ほんわかしみじみする絵とお話、おとなにもおすすめの絵本ですね

    投稿日:2018/08/15

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    1
  • 大切な友達

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子8歳、男の子6歳

    絵がおしゃれで素敵でした。エリオットもかわいいです。始まりのページで、手すりを使うエリオットの姿が描かれていて、その小ささがよく分かりました。
    エリオットが困っていることになかなか気づく人がいないのが残念な気がしました。そして、自分は困っている人がいるときに気づいてあげられてるかなと考えてしまいました。
    独りぼっちではなくなった最後のエリオットの姿にほっとした気持ちなれました。やさしさとか、誰にでも親切にできる心を持っているということは、幸せを運んでくるというのがすごくいいなと思いました。

    投稿日:2018/08/15

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