「ヤマアラシのトゲル」 ママの声

絵本の主人公としては珍しいヤマアラシです。

トゲが個性ではありますが、仲良くしたいと思って近づいてもトゲが邪魔をしてしまうのはいかにも気の毒な感じでした。

後半はほっとする展開でよかったなあと思いました。

住むべき場所というのか、居心地のよい場所、友だちというものは探し求めていれば見つかるものなのかもしれませんね。

表紙のおかしな目玉の生き物はなに？と思い借りました。
「なるほど〜〜」と子供たちは表紙の仕掛けに驚きました。
ヤマアラシのトゲヤマ・トゲルくんの毎日がつづられています。
やはり　ヤマアラシ＝トゲ＝ささる　とみんなから怖がられていますが、
トゲルくんの心の中はやさしいのです。
色々努力するトゲルくんですが、成果なし。
その努力の事柄がおかしくて、笑いました。
息子「最後はハッピーエンドでよかった。見かけにだまされてはいけない。」と思ったそうです。