「ころんだころんだ」 ママの声

子供達はこの本が大好きで、よく読みます。
次々に出てくる動物たちが
ゴロンギューってくっついてしまう話です。
我が家は、この本を読んだ後
兄弟でごろんぎゅーっとくっついて
スキンシップを楽しみます。
この本を読んだ日は穏やかな日になります。
是非試してみてください！

動物達が次々に登場しては転んでしまいます。
でも、みんな、ころんでも泣きません。
すぐにお友達が手当てしてくれたり、慰めてくれたりするから。「ぼく」が転んでしまった時も、みんながかけつけてくれて、「なかない、なかない」と慰めてくれます。
お友達同士、慰めたりお互い心配してくれたりという、優しさや、お友達がいてくれるから頑張れる、という気持ちを伝えてくれる絵本だと思います。
絵も優しいタッチでとてもかわいらしくて好きです。

動物が転んでダンゴ状に。大変、大変！最後は、なにごともなかったように幕を閉じます。

ページの端に次に出てくる動物の足が見えるのですが、パっと見てもなんだか分からない動物もあるのが、長新太さんらしいかな。

かわいらしい動物が、どんどん転びます。
くりかえしが好きな幼児は、はまります。

前に転んだ動物が落としていったものにつまづいて、次の動物が転ぶなど、絵がこっています。
頭を打ったり、あごを打ったり、そのたびに、他の動物たちが慰めてくれます。さいごに、人間の子供が転ぶのですが、出てきた動物がオールキャストで、なぐさめてくれますよ。

転んだというよりは、いろんな動物たちが重なって団子状態にになっている不思議なお話。次の動物がチラッと見えるので、何かなあと楽しめます。
最後はなんでもなかったかのように・・・。こういう終わり方も多いですね。

豚の上に象が転んでくっついてしまい、その上にシマウマが転んでまたくっついて、他の動物たちもどんどん転んでくっついてしまうというお話。

長　新太さんの作品が大好きな娘のためにと見つけてきたのですが、これはあまり好きではなかったようです。
私もどうして動物たちがくっついたのか疑問だったし、終わり方もあまり好きではなかったので評価は低めになってしまいました。

色々な動物がころんでひとかたまりになって最後はありがきてみんながくすがってもとのようにバラバラになる話です。
子供より大人の笑いだと思いました。