酒井駒子さんが描く、歩き始めたばかりの女の子が
たまらなく愛らしいです。
ふっくらしたほっぺた
細くて柔らかい髪、
バランスが悪くて、ポテポテッとした歩き方
ふと目に入った対象に、後先考えず、とりあえず向かっていく大胆さ・・・
危なっかしい足取りを、ずっと見守っていたいような気持ちになります。
沢山のお母さんが「あぁ、ウチの子みたい」と思うのではないでしょうか。
女の子が出会う、まだ名前を知らない(言えない)生き物たち。
「ひらひら」「しゅるしゅる」「ばさばさ」
ちいさな人は毎日が新しい発見と冒険でいっぱいですね。
「こりゃ まてまて」というフレーズがとてもいい。
特に最後の「こりゃまてまて」の正体とラストがとびきり素敵です。
自分用に購入してしまいました。
お母さんにおすすめの絵本ですが、
1〜2歳位のときの息子にも読み聞かせてみたかったなぁと思います。