ふしぎな はこ(評論社)
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のりもの好きな子大集合!
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表紙の賑やかな雰囲気を見て、かわいらしいぬいぐるみのお話かなと思い、気軽に読み始めました。 クリスマス・イブのお話。意地悪な女の子から脱出し、自由を得たくまのぬいぐるみ、ミシュカでしたが、貧しい男の子を見たときに、ある決意をします。 思わぬ展開、切ないけれど感動的な結末にジーンとしてしまいました。クリスマスの本当の意味を教えてくれるお話です。
投稿日:2021/12/29
息子が図書館から借りてきた本ですが・・・ クリスマスは、プレゼントをもらったり、 ケーキをたべて楽しくすごす日だと、思いがちですが、 でも本来のクリスマスは・・・。 その事をさらりと書き下ろした、クリスマス絵本。 かわいいくまのぬいぐるみ、ミシュカの行動に クスッと笑ったりしながら、ラストの方は 涙が出そうなくらいに感動しました! これからは誰かを幸せにするように、 そしてミシュカ自身も幸せに暮らせるように願わずにはいられない、 素敵な素敵なお話しでした。
投稿日:2008/10/25
NETのお友達のオススメで読んでみました。 最初はちょっと間延びする感があったので 娘は途中でリタイアしてしまいましたが 私は読み進めるにつれてどんどん惹きこまれていきました。 本来クリスマスには“何か一つでもいいこと”をしなきゃいけないということを知ったミシュカが最後のページで 大きな決断をする場面に涙が出そうでした。 “ミシュカは おおきく息をして あたりのけしきを 忘れないように みまわしました” というフレーズがたまりません!!! シンプルだけどその分伝えたいことがストレートに伝わってくる、そして優しい気持ちでクリスマスを迎えられそうな絵本です。 ルビをふってあるけれど内容からして年長さん〜小学校低学年くらいからが適年齢でしょうか。
投稿日:2007/12/11
大切にしてもらえなかったので家出をしたくまのぬいぐるみミシュカ。森の中で一人旅をしている途中、クリスマスのプレゼントを配るトナカイに出会います。トナカイのお手伝いをしながら、ミシュカはクリスマスイブの自分の役割を見つけるのでした。 前半の展開が少し長いかと思いましたが、最後、クリスマスのメッセージはこれ以上はないというぐらいストレートに伝わります。こんなに素敵なクリスマス絵本があったんだ…と胸が熱くなりました。ぬくもりのある木炭水彩画が味わい深いフランスのクリスマス絵本。あまり知られていない作品だと思います。好きだった表現はトナカイの描写「…すんだ目には、この地上ではけっして見られないような光をたたえていました」というところと、最後の2行「片方のくつの中にすわって、ミシュカは朝を待つのでした」。最初の女の子の部屋と最後の男の子の部屋、その中のミシュカ…イラストではこの見開き2ページの部屋の描写が目を引きます。もちろん、これ以外のミシュカも十分可愛いですけれど。
投稿日:2002/11/12
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