全ページカラー、写真やイラストがいっぱいで、子供の生活で身近な物が沢山載っています。家の見取り図、身近な道具の写真、商店街のそれぞれの店の紹介(お気に入りの部分)花、動物、乗り物、標識、ゴミ処理、下水、電気等々、幼児向けなので広く浅くですが、眺めているのも楽しいですし、親子での会話も弾みます。
長距離のお出かけなんかに重宝しそう。
海外暮らしで、日本で育つ子と同じ言語環境にないので、なかなか日常的に目にすることのない、または説明する機会のないものも網羅されていて、私には役立ちました。
玄関の「たたき」、工具のワッシャー、犬猫の種類の名前など…会話上で私もよくど忘れしたり、名前がわからなかったりする言葉があって、勉強になりました。
遊園地(としまえん)の遊具や乗り物と名前が写真で紹介されていたのにはちょっと笑っちゃいました。子供には結構重要なところなのかもしれませんね。
ちょっと惜しいのは、写真が90年代で少し古くさい感じがするところですかね…。洋服が、昔すごく流行ったパーソンズだったり、携帯電話も古い型だし、MDやカセットまで載っていて懐かしくもあるのですが。今だとBlu-rayやiPadなども載るのかな。
内容は浅いですし収録語数も多くはないですが、総合的には値段もお手頃ですし、2、3歳から小学校低学年ぐらいまで使えそうでいいと思います。