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イギリスのお話です。 ねこによって人生が成功するという意味では、「長靴をはいたねこ」を思い出しました! ねこは国によっては救世主だったりするのかしら!? 成功のきっかけは何かはわからないものですね。 まさにねこ様!!!ですね(笑)。
投稿日:2020/03/10
コールデコット賞受賞作品ということで読んでみました。 コールデコット賞受賞作品から選んで借りているのですが、 マーシャ・ブラウンさんの絵本は本当にたくさん入っていますね。 しかも、雰囲気がどれも違うからすごいです。 このお話は他でもよく紹介されていたのですが、 以前借りたときはあまりの分量引いて読まずじまいでした。 最近長い話でも聞けるようになってきたので読みました。 市長になるという昔話なんですが、 努力や我慢よりもラッキー要素が強く、 あまり教訓もなかったのですが、 昔はネズミ被害に悩んでいたと聞いたこともあり、 ああ、こういうことかと変に納得しました。
投稿日:2019/01/25
小学校2年生の長男に読み聞かせをする機会も減ってきたな、と思い、少し長めの絵本をと思って探してきました。 とても貧しくて不運なディックが、偶然が重なって、人々に助けられ、猫に助けられ、思わぬ幸運を手に入れる話です。確かに彼は苦労しても真面目に努力をしましたが、その努力をたたえる話ではなく、かと言って猫へのやさしさがポイントでもなく、やはり「運」が鍵を握っているようです。 日本でいうと「わらしべ長者」のような感じでしょうか。船でムーア人のところに行って商売をするところなどイギリスらしくて面白かったです。
投稿日:2016/09/19
似たようなはなしをストーリーテリングで聞きました。 ねずみの横暴さが大げさに書かれていてとてもおもしろいです。 でも、昔は大げさではなく本当に大変だったのでしょうか。 ねこがねずみを退治してくれるだけで、幸運が舞い込むところが心を引き付けられます。 弱い者がねこのような小さな動物によって、大きなしあわせを得ることができるところが、 生きる力をもらえるように思えます。 まじめに辛いことも投げ出さずにがんばることで、いつかは報われるのだと感じました。 昔話は、子どもたちに考える力や道徳心を自然と与えてくれます。 いいおはなしと出会って、心を豊かにしてもらいたいです。 絵も文章もすっきりとしてとても読みやすいです。 表紙の絵がカラフルではないので、子どもが自分ではなかなか手に取らない絵本だと思います。 ぜひ、子どもたちに薦めたい絵本です。
投稿日:2008/04/14
イギリスの身寄りのないディックは、ロンドンに着きますが、 貧しい待遇は変わらず、ある富豪の家で働くことになります。 ひょんなことで猫を手に入れたディックは、 そのねこを貿易船に出したことから幸運が・・・。 昔話、ということですが、ロンドン市長になるなど、 ちょっぴり新しい要素も新鮮ですね。 少し不思議な味わいの昔話でした。 それにしても、ロンドンとねずみの組み合わせ、 少しばかりペストを思い出してしまいますが・・・。 でもやっぱり純朴なディックの頑張りを見てほしいです。 マーシャ・ブラウンの絵が重厚ですね。 松岡享子さんの訳も軽快です。 お二人のツーショットも見る価値ありですよ。
投稿日:2007/08/23
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