「すっとびこぞう！ 〜おばけかいどう おつかいどうちゅう〜」 ママの声

お父さんが病気になって、お母さんがろくろっ首だって知る？！子供にはびっくりの展開ですよね。だけど、お父さんのために怖い思いも乗り越えて元気に走っていく姿にみんな胸を打たれたんでしょうね。周りの人たちの助けのおかげだということもしっかり分かっているという描き方もよいと思いました。

『オニのサラリーマン』の作者、大島妙子さんの作品ということで、読むのが楽しみでした。
おとっつぁんの病気を治すため、薬をもらってくるようおっかさんから頼まれたすっとびこぞう。実は、おっかさんの実家はおばけのくにの薬屋さんで、そこにはなんでも治る薬があるのだとか。
道中、「かいうんどうのおろくのむすこ」だというと、おばけたちはみんな協力してくれます。
いろんなおばけと出会えるのが、とても楽しかったです。