どうしてこうも、屈託なく笑えるのだろう。
時々、こどもたちが羨ましくなる。
ナンセンス絵本は、どうも大人には理解しがたい内容ばかり。
なんなんだ〜!こいつは!
誰かが怒る声が聞こえてきそう。
でも、こどもは違う。
素直に笑ってくれる。腹の底から笑ってくれる。
私もかつて、ナンセンス絵本は意味不明だった。
でも、こどもたちに読み聞かせをしていると、
だんだんと、ナンセンス絵本の良さが見えてきた。
ゴムあたまポンたろうは、確かに存在していた。
絵本の中だけれど、絵本から飛び出して、
こどもたちを、笑いの渦に巻き込んで、
幸せのひと時を与えてくれた。
予測不可能な展開は、頭を空っぽにしてくれる。
次は?次は?と期待させて、考えも付かない落ちが待っている。
笑うしかないじゃありませんか。
ハリネズミがいっぱい遊んでいるところに、
ポンたろうが落ちてきた。
ハリにさされて、飛んでいくのだと思いきや・・・!?
子どもの笑顔を見たければ、是非ナンセンス絵本!
おすすめです。
小学2年生に読み聞かせをしましたが、
5歳くらいのお子さんからでも大丈夫だと思います。