ゴムあたまポンたろう」 ママの声

ゴムあたまポンたろう 作:長 新太
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1998年03月
ISBN:9784494008810
評価スコア 4.51
評価ランキング 7,461
みんなの声 総数 86
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  • 予測不可能!

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子11歳

    どうしてこうも、屈託なく笑えるのだろう。
    時々、こどもたちが羨ましくなる。

    ナンセンス絵本は、どうも大人には理解しがたい内容ばかり。
    なんなんだ〜!こいつは!
    誰かが怒る声が聞こえてきそう。

    でも、こどもは違う。
    素直に笑ってくれる。腹の底から笑ってくれる。

    私もかつて、ナンセンス絵本は意味不明だった。
    でも、こどもたちに読み聞かせをしていると、
    だんだんと、ナンセンス絵本の良さが見えてきた。

    ゴムあたまポンたろうは、確かに存在していた。
    絵本の中だけれど、絵本から飛び出して、
    こどもたちを、笑いの渦に巻き込んで、
    幸せのひと時を与えてくれた。

    予測不可能な展開は、頭を空っぽにしてくれる。
    次は?次は?と期待させて、考えも付かない落ちが待っている。
    笑うしかないじゃありませんか。

    ハリネズミがいっぱい遊んでいるところに、
    ポンたろうが落ちてきた。
    ハリにさされて、飛んでいくのだと思いきや・・・!?


    子どもの笑顔を見たければ、是非ナンセンス絵本!
    おすすめです。

    小学2年生に読み聞かせをしましたが、
    5歳くらいのお子さんからでも大丈夫だと思います。

    投稿日:2012/06/25

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  • 息子の底抜けの笑顔が懐かしい

     長先生の作品は、いつも凝り固まった大人の心まで開放してくれます。
     久々に手にして思わず借りて来てしまいました。
     
     とおくの ほうから おとこのこが とんできました。

     この最初の一行から私たちは別世界へ連れて行かれます。
     幼い息子を膝に乗せ読んだときの息子の底抜けの笑顔が懐かしい。
     あの笑い声で、親の私までいっときピュアな気持ちになれました。

     今一度読み直し、長先生って子供心を忘れていない純粋な方だったんだな〜、としみじみ思いました。

     わたしもポンたろうのように、事の成り行きに身を任せ飛んでいけたら楽しいだろうなぁ〜。
     “ストレス”って言葉がない世界だろうなぁ〜。

     息子も再読し、ハリネズミの変わり身にまた大笑いしていました。

    投稿日:2011/02/03

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    2
  • 心地よい言葉のリズム

    他人からすすめられ、図書館から借りてきました。

    娘は長新太さんの絵が少し苦手。
    「読んでみようか」と誘っても「いらない」と拒否していたのですが
    「じゃあおかあちゃんひとりで読んでみよ〜っと」と読み始めたところ
    別の遊びをしながら、横から何度もチラミ。
    最後にはとうとうかぶりつきで聞いておりました。
    以来、何度も読んでいます。
    言葉の歯切れのよさが気持ちよいらしく
    自分で声に出して読んでみたいようで
    たどたどしく文字をおっています。
    不思議な設定も、なんだかすんなりと受け入れられる
    すごい本です。

    投稿日:2010/02/08

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    1
  • たのしいです

    幼稚園の年中さんの読み聞かせで読みました。子供たちが「次はどうなるの?」っというようなわくわくした顔で絵本に夢中になってくれました。読み終わったあと「幼稚園にポンたろうとんできたらどうする?」と聞くと、「ぶっとばすー」「けるー」「パーンチ」っとみんな口々に楽しそうに体を動かして答えてくれました。この本を読んでよかったです。

    投稿日:2008/06/14

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    1
  • 最高!

    • ねがいさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子7歳、男の子2歳

    この絵本、大好きです!

    頭がゴムでできてる…なんてばかばかしいんだ!!
    そしてタイトル「ゴムあたまポンたろう」…力、抜けるー。
    ピンクの空にナナメに落ちて行ってるポンたろうの姿にフフ。

    全てが最高です!!

    楽しくぶつかってははねて行くポンたろうですが、
    ゴムあたまのポンたろう、跳ね返ることが出来ない物は苦手。
    次はどんなものにぶつかって行くのか、どこまでも想像が広がります。

    投稿日:2008/04/19

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    1
  • 大好きです!!!

    私は大好きな長新太さんの本の中で一番好きです。
    とっても楽しそうで、そして悲しさもあって。
    ついつい空を見上げて探してみたくなります。
    きっと、跳ね返って飛んでいる時が一番いいんだろうな!

    投稿日:2007/05/24

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    1
  • 子供に大ウケ

    長さんの絵本が好きな5歳娘も、3歳息子さんにも気に入ってもらえました。途中、ポンたろう大丈夫かなぁ?と心配になる部分もありましたが、気持ちよくポーンと飛んで行く姿が面白いようです。大人は、頭がゴム、という設定の部分から混乱してしまいそうです。

    投稿日:2022/03/04

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  • まずはタイトルに惹かれる!

    ??長新太『ゴムあたまポンたろう』1998年、童心社。

    長新太ワールドにハマり始めた息子に、新たなキャラクターと出会いをセッティングしてみた、ゴムあたまぽんたろう。案の定、息子とぽんたろうとっても仲が良い。
    毎朝本棚から持ち出してくる本の一つです。

    投稿日:2021/04/16

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  • シュールな世界へ

    鮮やかなピンクが印象的な表紙をめくると、中身もカラフルな色使いの絵に次々と目を奪われます。それだけでも楽しい気持ちになれますね。

    お話の内容はさておき、「ゴムあたまポンたろう」という言葉を言うだけでも、おかしそうに笑う娘たち。いろいろな場所に飛んでいくポンたろうと、不思議な世界を旅します。大冒険をしたあとに最後にはすうー、すうー。と眠るポン太郎に気づけば癒されています(笑)。

    子どもたちの心を捉えるお話を長新太さんは、天才的な感受性で自然と紡ぎだしているのでしょうね。長新太さんの魅力がこれでもかと爆発している一冊です。

    投稿日:2020/07/23

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  • なんとも言えない読後感

    なぜだか分からないのですが、長新太さんの絵本を見つけると自然と手にとってしまいます。
    タイトルと絵に惹きつけられるのでしょうか。
     
    頭がゴムで出来たゴムあたまポンたろう。
    なんという豊かな発想なんでしょう。
    その名のとおり、頭がゴムなので、当たっても痛くない彼は、
    色んなところにぶつかって飛んでいき、放浪していきます。
    おおおとこのバットのようなツノにあたり、
    ホームラン!
    バラのとげがささって逃げてまた飛んでいき、
    おばけの家族や動物の群れ、ハリネズミなど沢山のものに遭遇し、
    最後はやっぱりいきなり終わります。
    すーすー。
    この読後感がたまりません。

    投稿日:2020/06/25

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