「オオカミ」のタイトルなのに、表紙にはウサギ。
裏表紙は足跡。何だか意味深〜と借りて読みました。
ケイト・グリーナウェイ賞をとったというだけのことはあり、
色の数は抑えられているのに、全体的におしゃれで凝った作り!
本を夢中で読みながら歩いている姿は、昔の自分を見るよう(笑)
こんな風に、車にぶつかりそうになりながら、本を読み読み学校から
帰ってました。
本の中と現実の境目はどこ!?というように、ページを追う毎にウサギをねらう
オオカミのその毛の感じ、生臭い息が感じられそうなほどで、ドキドキします。
そして緊張が最高に高まった瞬間、裂かれた本!
ギャー!!!
…と思ったら、次のページでちょっと脱力。
ちょっと!そんなフォローあり!?
と、ちょっと不満には感じかけた時、破れた絵、たまった郵便物。
まだまだ想像をかきたててくれて、裏の裏をかかれたような面白さでした。