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どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚の絵本

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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

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ユウキ」 ママの声

ユウキ 作:伊藤遊
絵:上出慎也
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:2003年06月25日
ISBN:9784834006292
評価スコア 4.5
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  • 主人公は小学6年生

    『つくも神』を先に読んだのですが、ファンタジー系の作品だった『つくも神』とはまた雰囲気が違います。

    6年生の新学期を迎えたケイタ。ケイタが今まで仲が良かった友だちは転校生で、漢字は違うもののいつもユウキでした。

    サッカー好きなユウキが転校してしまいケイタは転校生が二人あるうちの一人がユウキかもしれないと思うのです。

    偶然、次の転校生もユウキでしたが、女の子で想像していたものとは違いましたが、ケイタは転校生の女の子ユウキを見守っていきます。

    自然に友だち作りができる低学年と違って、六年生ともなると女の子は転校生でなくても友だち作りがむずかしくなるものだと思います。

    ユウキが転校した学校で必要以上に気を回してしまうのは、読んでいて痛々しさを感じました。

    ケイタを通じてユウキの様子が描かれていますが、非常に丁寧な描写ですので、わかりやすく、今度四年生になる息子も私が三分の一ぐらい読み聞かせをしたところで、一人で読み始めました。

    結局、うちは夫もこのお話を読んで家族で読んだことになります。

    『つくも神』『ユウキ』と読んできたので、今度は『鬼の橋』の方へ読み進んでいけたらと思います。

    投稿日:2011/04/03

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  • 胸がきゅんとします

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    この本は、ぜひぜひ小学生に読んでもらいたいです。
    低学年では難しいのですが、中学年だと読めるお子さんもいると思います。

    6年生のケイタが主人公です。
    ケイタは3人の転校生と仲良くなってきました。
    偶然にも3人とも名前は「ユウキ」です。その出だしでぐっと引き込まれました。

    ケイタにとって3人のユウキとの思い出は、良いものばかりではありませんでした。
    ケイタは傷ついていました。
    その心のわだかまりを新しい転校生が解放してくれます。

    子どもの世界の人間関係での悩みは、誰でも持っているのもです。
    この本を読むと、自分だけじゃないと思えます。
    それから、ちょっと視点を変えると、悩む事もないのだと気が付かせてくれます。

    大人が読んでも、子どもの健気さにきゅんときます。
    親子で読んでみてはいかがでしょう。

    投稿日:2009/05/07

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  • 色々な気持ちになるよね。

    小学校中学年から高学年って、みんな友達みんな大好きっていう関係とはまた違った友達関係人間関係になってくるんですよね。
    それゆえに、子供たち自身も悩んだり傷ついたりすることも。
    そういう子供の心情がよく描かれた児童書に思います。
    我が家は転勤のある身。
    1年後くらい(娘は6年生になる頃)に転勤転校の可能性があるので、女の子ユウキの立場で色々考えてしまいそうです。

    投稿日:2021/01/27

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  • 転校生

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子5歳、女の子3歳

    転校生が多い学校。なぜかいつも転校生の「ユウキ」という名前の子と仲良くなるケイタ。
    今回、やってきた転校生はやっぱり「ユウキ」で…。
    今度は今までと違って女子ではあるけど、気になってしまうのは分かるような気もします。
    気にしているからか、彼女が得意という占いは無理をしているのでは…と思ったり。
    うーん、これは恋?でもないのか。
    読後感も爽やかな感じでよかったです。

    投稿日:2017/03/09

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  • 不思議な名前の巡り会わせ

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    福音館から出ている『福音館創作童話シリーズ』の1冊で、
    出版社からのおすすめ年齢は小学校上級以上となっています。

    主人公のカズヤが小学校の6年生になった春から物語が始まります。
    「ユウキ」というタイトル通り、主人公の周りにはいつも《ユウキ》という中のいい友達がいますが、
    カズヤの通う学校は転校生が多く、カズヤの仲の良かった「ユウキ」は転校していっては、別の「ユウキ」が現われるという不思議な巡り合わせを持っています。
    ところが、5年生の最後に去って行った「ユウキ」の代わりに6年生になってやってきた「ユウキ」は、それまでと違って女の子でした。

    出だしはとても不思議な感じで始まりますが、実はものすごく思春期に入り始めた子供たちを等身大に描いていて、大きな事件があるわけではないのですが、同じ年頃の子どもたちにとって、とても身近なイメージを持つことができるのではないでしょうか?

    ちなみに、私自身似たような面白い経験がありまして……。
    学生時代から今まで、なぜか必ず周囲に≪ヒロミ≫という友だちがいますね〜。(世代的に割とよくある名前ですけどね!)
    そんなこともあり、私はこの物語にぐんぐんひきつけられました。

    主人公はサッカー少年なので、サッカーの好きな男の子などは特に主人公の気持ちがわかるかも!?

    投稿日:2011/10/23

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