「へんてこライオン たべもの なのよ」 ママの声

テレビ絵本で見てから息子と娘が気に入って読んでいたのですが、しばらく遠ざかっていました。末娘が3歳になったのでナンセンスがわかるかな？と思いながら久しぶりに手に取りました。娘はええ〜〜！と変身するライオンに驚きながらも楽しんで読んでいました。

３つのシリーズの中でも我が子はこの食べ物版が一番お気に入りのようで、食べ物に変身したページになると「美味しそう〜ぱくっ！」と絵本の手を伸ばして食べる真似をしてくれます。親子の時間が笑顔に変わる素敵なシリーズですねこの本は。

２歳くらいの時、おひさまという読み聞かせ絵本を

よく読んでいたので、このお話も知ってました。

図書館でこれを見つけた時に改めて読んであげたいと

思い早速見せてみたら、かなり好感触。

大きいライオンがいきなりあるものに変身してしまう。

その展開に声を出して驚いていました。

短編で３話入ってますが全てそんな感じでした。

ライオンの前に現れる子どもの

足音もとってもおもしろい表現がされています。

話の締めが

へんてこなライオンのおはなしです。

ということばで締めます。そこがまた笑いを誘います。

大人が読んでも、子供が読んでも面白い。
奇想天外とはこのこと？
「へんてこライオン」というタイトルが
ぴったりな内容です。

バナナは食べちゃダメで、カレーは勧めてくるし、
ピザはちょっとは食べていいってなんだそりゃ！
と思いました。

娘も面白かったらしく、読んであげたあと
自分で読む〜と自らめくっていました。

本屋さんに目立って並んでいたので思わず手にした絵本ですが、題名の通りへんてこな３つのお話絵本でした。

ライオンがバナナやカレーに変身。「食べちゃダメ」だったり「ちょっとなら食べてもいいよ」だったり。ん？食べてもいいの？元の姿に戻ったらどうなっちゃうの？とか、目の形のジャガイモ怖いし！食べたくなくなる！なんて、へんてこな事を思わず考えちゃう楽しい絵本です。

この絵本の楽しさは娘にはまだ早かったようですが、もう少し大きくなったらもう一度読んであげようと思います。
（だって、面白いんだもん…。）