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ゴッホの弟との物語です。弟の目線で語られています。 ゴッホの「ひまわり」を実際に見たことがありますが、黄色の迫力を感じたことを覚えています。 兄弟の間も、ときに激しく、ときに繊細に見えます。 ゴッホについて、かなり深く調べているそうなので、現実に起こったことなのでしょう。 激しい人生だったのだと思いました。 やはり、真の芸術家は、生きにくいものなのでしょうか。
投稿日:2012/03/27
何の予備知識も持たずに読んだのですが、途中からああこれは、ゴッホのお話かなと思える節がありました。 あとがきを読んでなるほどと思いました。 兄弟でしかわからない感じ方、切なさ、ヒリヒリとした痛みも感じられて、 詩のような文章といせさんらしい繊細な絵と色づかいで、 画家の方がゴッホのことを見るとこういう世界観になるのだとあある意味感心して読んでいました。 青といってもこれは群青色でしょうか。その色の中にこめられた痛みのような思いも伝わってきました。 いせさんの絵本は、すべて読んだわけではありませんが、苦しみや悲しみを描く時のいせさんの絵本もまた素晴らしいと思いました。
投稿日:2011/03/16
表紙のひまわりの絵が印象的です。 「ひまわり」の絵で有名な画家、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの生涯を、 弟テオドルス・ヴァン・ゴッホの視点から描きます。 オランダの風景の中でともに育ってきた兄弟。 牧師の父親の感化を受けながら、画廊に就職した兄と、それを追った弟。 でも、その後たどった人生は切ないです。 ゴッホの生涯はかいつまんでしか知りませんでしたが、 その壮絶な生き様には、たくさんの心の葛藤があったのですね。 見守る弟の心情もさぞかし大変だったと思いますが、 寄り添い、敬意を忘れずにいた姿は感動的ですらあります。 ゴッホの生涯を長年研究したいせひでこさんが描かずにいられなかった、 というのがわかるような気がしました。 一種の伝記のような作品です。 ゴッホの生涯の基礎知識を得た上でお読みください。
投稿日:2015/07/29
ゴッホの生涯を、その弟テオの眼を通してながめる構成になっています。ゴッホの短い人生が、波乱に満ちていながらも自分に素直に生き抜いた中身の濃い人生だったんだなと考えさせられました。 純粋な心をもって、芸術追求に力を注いだゴッホ。一生懸命になればなるほど、社会から疎外されていく姿がせつなく映し出されています。ゴッホを陰で支え続けた弟テオの姿勢も弟として兄を想う気持ちが伝わって、心にしみました。 文中には、漢字も使われていて、人生について深く掘り下げた内容になっているので、小学校高学年ぐらいから読むのが適当かなって思いました。
投稿日:2008/05/30
私は絵画にあまりくわしくないのですが、ゴッホの絵は何枚か見たことがあります。心がなごむというよりは、迫力のある絵だなという感じがしました。 ゴッホは人一倍、人から理解されることを望んだ、と弟のテオは言っています。けれどいろいろなエピソードを読むと、やはり近寄りがたいなという感じがします。そのゴッホを理解して支え続けたテオの兄弟愛はすごいなと思いました。 ゴッホの心象風景のような絵が、美しく切ないです。
投稿日:2008/05/18
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