このお話は 実際に気仙沼の漁師さんが20年も前からしている
植樹活動をもとに作られた絵本なんだそうです。
山に木を植えると海が豊かになるなんて
突然そんなこと言われても そう簡単には理解出来ませんよね。
この絵本と出合ったおかげで 私も子ども達も
この「つながり」をしっかり呑みこむことができました。
木の葉が土に栄養をもたらし
雨水が その栄養を含み山にしみこみ湧き出し
栄養をたっぷり含んだ川をつくる。
そして川は海へ…
植えられた木が 海の森(海草など)を育て
さらに海の森が 海の生物達の命を育んでいく様子が
丁寧に描かれ 解説されている絵本です。
自然環境保護を訴えるエコ絵本のようでもあり
かがく絵本のようでもあります。
小学校低学年位からが対象のように思われます。