「もりのみんなといっしょにいたい」という小さなもみの木の願い。
「むすこといっしょにおおきくなっておくれ、あのこがげんきになるように、ちからになっておくれ」というお父さんの願い。
「じぶんのそばにきてくれる、いきたみどりのきがほしい」という足の悪いちいさな男の子の願い。
3人の願いが、毎年クリスマスの日に叶います。
でもある年、3人にとって、
とっても大きな喜びがやってきました。
クリスマスというと、
どうしても、サンタさん、プレゼント、ケーキと連想してしまうけれど、
本来のクリスマスの喜びとはこういうことなんだと感じ、
感動しました。
ピアノを習っている娘たちは、
絵本の中に楽譜付きのクリスマス曲が載っているのが嬉しい様子。
一緒に
おークリスマスツリー、
おークリスマスツリー、
みどりのきよ とわに♪
と歌うと、
ふるいクリスマスキャロルのメロディーが神聖な雰囲気を醸し出して、
なんともクリスマスらしい風景になりました。
これからも、クリスマスの時期には必ず読みたい1冊です。