絵本作家になる前の仕事、絵本作家になってからの仕事、エッセーなど長さんの魅力が満載です。
イラストの仕事を見ていると、これが絵本作家・長慎太の原点だったのか・・と
感動してしまいました。
奥様へのインタビューもあり、生前の普段の長さんの生活が垣間見れました。
長さんは絵をかくだけで、他のことは全部奥さんがやってたらしく
縁の下の力持ちだったのだなーと、エピソードの数々をほほえましく読みました。
絵の迫力、ユーモアのセンスは昔も晩年も変わらず、絵本を書きながらの膨大な数のイラストのお仕事も含めて
いつでも真摯な姿勢で仕事をなさってたことが、ひしひしと伝わってきました。
ちなみに余談ですが、トムズボックスにて購入しました。
レジに本を持っていくと、店主さんが「この本ぼくが書いたんです」と一言・・
びっくりして、なんと言ったらいいかわからなかったのですが
帰宅して読んでみて、もっとお話を聞いてくればよかったと後悔してます。