「星のベイビーサーカス ポップコーン・パニック」 ママの声

５歳長女が図書館で借りました。
絵がとても可愛くて、キャラクターもそれぞれ濃くて、長女も私もとても楽しめました。絵本の内容を楽しむというより、このキャラクターのような可愛いデザインが好きな人のほうが気に入るかもしれません。

いじわるなモロコシじいさんがベイビー王子たちと出会ったことで、少しずつ変わっていく様子がとてもよかったです。意地悪すると、こんな風になるんだよということもこの絵本でわかりやすく子供たちに伝わるんではないかな。そしてコーンからポップコーンができることも。
３歳次女は大好きなコーンからポップコーンができると知って、感動していました。

　ひとり占めのお話はいろいろありますが、とうもろこし、というのがなんだか笑えました。
　ポップコーンは、だれでも幸せにしてくれますね。そのポップコーンでパニックになるなんて、、、。

　気のいいサーカス団の仲間をみていると、楽しくなります。にぎやかなお話と、いきいきした絵がぴったり合っています。カラフルなのに、落ち着いたトーンの色合いがおしゃれだなと思いました。
　最後のシーンの、みんなの後ろ姿が、ほほえましいです

５歳の娘には感じにるびがふってあってどうかな〜と
考えることもなく、「あっ、可愛いから喜ぶから読もう」と
手に取りました。

思った通り娘は大喜び、出てくるサーカスメンバー全てが
可愛いだけでなく、お話もさりげなくメッセージが
入っているのかな？と思わせてくれる内容でした。
（マッチョなバゾーや、もの知りおじいちゃんアンソフまで
味があって可愛いんです）

一人で食べるには多すぎるトウモロコシをつくり、
それを独り占めして嫌われ者になってしまったおじいさんに
みんなに分けてあげれば友達も増えると教えたベイビー王子
とサーカスメンバー。最初は余ったトウモロコシの活用法を
考えるけどやっぱり沢山の友達と楽しく食べる楽しみも
教えてくれました。

この可愛いサーカス団に又あいたいと思いました。