図書館から借りてきてあったこの本を、さて娘に読もう!と
思ったら「もう読んじゃったよ」と娘は言うではありませんか。
ぱらぱらと眺めていたのは知っているのです。
でもその時間があまり長くはなかったので、ただ単に眺めて
いただけだと思っていたのです。
いつの間に、そんなに早く黙読できるようになったのだろう?
と、娘の成長ぶりにびっくりしました。
おもしろそうな本でひきこまれちゃったのかな?
ページをめくりながら、どんなお話だったか説明してくれました。
「どうだった?この本読んでどう思った?」と
訊きましたら「ロボットパンはばかだなあって思ったよー。
パンなんだから買ってもらって食べられた方がしあわせだったのに。
それなのに、逃げ出すからあんなことになるんだよー」と。
あんなことというのは、「池に落ちてぐにゃぐにゃになって
とうとう壊れてしまったこと」です。
「ロボットパン作ってみたくなったー」という感想ではなく
「ロボットパンはだめだなあ」が娘の感想(笑)。
予想に反した感想がなんだかおかしかったです。
パンのしあわせは「おいしく誰かに食べてもらうこと」だと
娘はどうやら思っているようです。