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ぶたばあちゃん」 ママの声

ぶたばあちゃん 作:マーガレット・ワイルド
絵:ロン・ブルックス
訳:今村 葦子
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1995年
ISBN:9784751514450
評価スコア 4.55
評価ランキング 6,693
みんなの声 総数 30
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20件見つかりました

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  • 私のナンバーワンブック

     この本は私のナンバーワンブックです。
    全くの私事ですが、亡き母とぶたばあちゃんを重ねているのです。
     次男は「この本を読むとおばあちゃんを思い出す。。。」としんみり言いました。

     死を悟り、孫娘に静かに暖かくお別れをするぶたばあちゃん。そのお別れを、小さい胸を痛めながらも懸命に受け止める孫娘。何度読んでも号泣してしまいます。絵の素敵さも胸にしみてきます。

     小学校での読み聞かせでは高学年に読んでいます。何かしら感じてくれるものがあると信じて、丁寧に読んでいます。

    投稿日:2011/02/09

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  • 涙がとまらない

    とってもいいお話なのですが、読み聞かせには向いてなかったです。読んでいる最中から涙が止まらなくなり、聞いている娘にママ泣いてるの??と心配されてしまいました。ぶたばあちゃんのように、心を決めてきちんと準備して旅立てるなんて羨ましく感じました。

    投稿日:2023/12/11

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  • いつかは誰もがですが。。。

    「死」がテーマな絵本だけに、やっぱり寂しいなと思いました。
    だって、この絵本のブタさん達、おばあちゃんと孫娘での暮らしでしょ。
    二人のうち一人が亡くなっていくって。。。これは普通以上に寂しいです。。。
    誰もがいつかは訪れる死ですが、逝く方も、そして残される方も辛いなと私は思ってしまうのですが。
    誰もが納得する長寿で老衰以外は。

    投稿日:2019/10/10

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  • 死ぬということ

    自分の命の終わりを感じたぶたのおばあちゃんとその孫娘の物語。

    娘を持ってから、幾度となく自分が死ぬことをイメージしてみましたが
    自分が永くないとわかったとき
    このおばあちゃんのように潔く身辺整理をできるか・・・。
    私にはできないと思いました。
    最後の最後に孫娘と抱き合って眠るシーンは
    全てを悟っている孫娘の気持ちを考えると、苦しくなります。
    でも、最後のページで
    思い出の東屋に一人たたずむ孫娘の
    すがすがしいような姿を見ると
    死ぬというこうことは
    死に行く自分でなく
    残されるものの気持ちが優先されるべきなのではないかと感じました。
    きっと孫は、おばあちゃんに教わった全てのことを糧にして
    成長していくのでしょうね・・。

    投稿日:2014/05/14

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  • 大切な人を失った経験のある大人の方へ

     あっという間に逝ってしまった大切な友人。
     その数週間後、小学校のお話会に参加し、ボランティアメンバーのお母さんたちに、喪失感でいっぱいの胸のうちを少し話したら、一人のお母さんから勧められました。

     手の施しようの無い病状に覚悟を決めて、逝くまでの段取りを全て整えて旅立った友人と重なるお話でした。

     わが身に置き換え、果たしてこれだけはらをくくれるかと考えると、友人の毅然とした生き方に敬服してしまいます。

     最後の一夜をぶたばあちゃんと過ごした孫娘の様子に涙がこぼれます。
     そして、ラストの朝焼け?を見つめる孫娘の姿が、おばあちゃんをきちんと見送れた満足感と、“愛する人の死”を受け入れた凛とした様子に見えました。

     大切な人を失った経験のある大人の方向けの作品だと思います。

    投稿日:2011/06/11

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  • 最後に教えてくれたこと

     ぶたばあちゃんは孫娘に、いろいろなことを教えてくれましたが、最後に大事なことを残していってくれたんだな、と思いました。ぶたばあちゃんの落ち着いた行動がすごいです。
    ばあちゃんを見送ったあとの、孫娘の表情がいいなと思いました。

    やさしくておだやかな絵が、お話にぴったりです

    投稿日:2010/07/05

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  • 理想

    孫娘がしっかりおばあちゃんを見送ったというのに、
    読んでいるこちらは切なくてたまりませんでした。
    ぶたばあちゃんの様に別れを告げていける人は一体どのくらい
    いるのだろうかと考えてしまいました。

    投稿日:2010/04/27

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  • 切ないね

    • ぽにょさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子4歳

    自分の『死』を迎える準備をするぶたばあちゃんと、それを見守る孫娘。
    切なく、悲しいお話ですが、互いを思い合う優しいお話でもありました。

    4歳の娘には、ちょっとムリなお話だったかな?と思いましたが、じっと耳を傾けて聞いていました。

    「ぶたばあちゃん、死んじゃったの?」と聞く娘に、絵本のページを初めに戻し、死を迎える前にぶたばあちゃんがどんな事をしていたのか、もう一度、ママの言葉でお話すると涙ぐみながら聞いています。

    小さな子にも感動を与えてくれたのは、お話の内容はもちろんですが、そこに描かれた挿し絵の力も強いようです。

    投稿日:2009/10/20

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  • ぶたばあちゃんは、まごむすめと暮らしています。二人は、仲良く何でも分け合って暮らしていました。しかし、ばあちゃんは、年をとりだんだん動けなくなっていきます。自分の最後を悟ったばあちゃんは、身辺整理をし、残りを孫に託します。最後の一日は、二人で、町をゆっくりと歩き、今までの二人の生活を目に焼き付けていきます。死という悲しい出来事が淡々と描かれ、読んだあと心静かな気持ちになれなす。絵も柔らかいタッチで描かれ美しいです。子どもは、どこまで理解しているのかはわかりませんが、何度も読んでと言われます。

    投稿日:2009/02/23

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  • 安らかな日

    孫娘と二人で暮らしていたぶたばあちゃんは、
    このごろちょっと調子がよくありません。
    ある日、回復していないのにぶたばあちゃんは、
    起きてきてほんのちょっとだけご飯を食べると、いいます。
    「さて、きょうはいそがしくなるよ。」
    自分の死を悟って、銀行の口座を閉じ、すべての支払いをすませ、
    「目のごちそうをしよう」といってこの世の見納めに、
    雨や緑・風を楽しみ静かで安らかな時間を過ごすのです。
    そうしてぶたばあちゃんは・・・。
    悲しいけれど、生命の最期には、こうした静かで安らぎのある時間を
    過ごしながら迎えたい。誰もが感じる
    素敵な一生の終わりの日のことや
    それを看取る周りの人々への優しさを丁寧に描いて
    やさしくつづっています。
    表紙やタイトルからはとうていそうぞうの付かないお話しに
    驚きながらも、感動しました。
    一緒に読んでた娘も、「悲しいけれどとても充実した
    日々を過ごすことのできたぶたばあちゃんは、今も幸せに
    過ごしてると思うよ」と話してました。

    投稿日:2008/10/12

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