「ゆうびんやさんはだれ？」 ママの声

素朴なイラストに惹かれ、手に取りました。
庭に住む動物たちが、郵便屋さんを決めようと相談するお話です。どこかで読んだ記憶があるなと思ったら『あかいぼうしのゆうびんやさん』というタイトルの絵本と同じでした。
エインズワースのお話に、それぞれ違う作家さんがイラストを描いているのですね。
こちらは絵本というよりは、児童書という雰囲気なので、ひとり読みできるようになった子は、こちらが読みやすいかもしれません。

ある広い広い庭のなかの動物達。
お手紙のやりとりをするのに、郵便配達をしてくれる人が居ないと不便なので、みんなの中から誰か一人を選んで郵便屋さんになってもらおう！と思いついたのですが、誰を選べばいいのかな？？

いろんな動物が立候補して、順に仕事をやってみるのですが・・。
なかなか上手くいかないところも、それぞれの動物の特徴がよく出ているんですよね。

ラストはとってもほのぼの。心温まるかわいらしいお話です。
３色刷りのシンプルな色づかいですが挿絵はふんだんにあるし、文章も短めです。
幼年童話として、絵本から徐々に童話の世界を楽しみ始めたくらいのお子さんにお勧めです。

名古屋市立図書館のおすすめ幼年童話７０の中にありました。

エインワースの作品は好きなのでよく読むのですが、この作品にも優しくて温かい雰囲気があるなあと思いました。

動物たちが郵便屋さんがだれがいいのか？決めるお話ですが、それぞれの動物の特性や性質などでだれが適正があるのか？と考えながら読んでも楽しそうです。

とてもかわいいお話だなあと思いました。

初めての童話としてもお勧めです。

絵本と言うより童話な感じの本です。
兄弟で一生懸命聞いてました。
下の子は絵がないとつまらなくてちゃんと聞いてないのですが
挿絵がページごとにあるので一緒に聞いてました。
森のみんながお友達とお手紙交換したいのですが
郵便屋さんがいません。
さあ誰が適任か・・・

びっくりするような起承転結はないのですが
ほのぼのとした優しい内容で
みんな仲良しって感じの可愛い本でした。

長い絵本を楽しめる子なら年少さんくらいでもＯＫかも。
年長さんくらいから楽しめる絵本だと思います。

この絵本はもう童話に近い絵本だと思います。図書館で見かけて
その表紙がかわいかったので、手にとって読んでみることにしました。
庭にすむ犬・ねこやねずみ・鳥たちは、手紙のやり取りをしたいなぁと思っていました。ところが肝心の郵便配達員さんがいません。そこでみんなで相談して、郵便配達員さんを作ることにしました。庭で、動物たちが顔をつきあわせて、なにやら熱心に考える姿がとてもかわいいです。絵本に慣れて、少し長い物語が読めるように（聞けるように）なったころにおすすめです。