赤羽さんのエッセイを読んでからこの本を見るとまた違った味わいがあります。
文章はほとんどないのですが、絵本の中で四季が変化していく様が素晴しいなと思いました。
本のカバーに赤羽さんの言葉がありますが、何度見返しても新しい発見があるのです。
特に、秋から冬にかけてのところは、さるが季節代わりの幕引きの役目をするのがおもしろかったです。
まるで、劇を鑑賞しているかのような感じを受けました。
赤羽さんというと今まで昔話絵本の印象が強かったのですが、こんな本も出しておられるのですね。
遊び心が感じられる絵本です。