歳をとったきりかぶのお話です。
かつて木だった頃は、鳥たちが集まり、楽しく過ごしていたきりかぶですが、今は、ひとりぼっちです。
そんなある日のこと、きりかぶのそばに、たんぽぽが咲きます。うれしくなったきりかぶは、たんぽぽに声をかけるのですが。。いじわるなたんぽぽに、2人は毎日喧嘩ばかり!
はやく枯れてしまえばいいのに!そんな風にも思ったきりかぶですが。。実際にたんぽぼがわたげになって飛んでいってしまうと、さびしくて、さびしくて。。
喧嘩できる相手がいるって、幸せなことですね。
自分の立場に置き換えて、いろいろと考えさせられる本ですね。
シンプルで、わかりやすいので、小さな子にもおともだちとの関わり方を教えてあげるのにピッタリです。