「おぼえている？」 ママの声

このお話は、クマのおじいちゃんと孫の熊たちの子供のころの思い出を描いたお話でした。おじいちゃんの熊は孫たちに色々な事を教えてあげていました。その様子がうちの子にはとっても素敵に見えたみたいで、「こんなお爺ちゃんいたらいいな〜！」なんて言いながら見ていました。

クマの兄弟が、おじいさんとの思い出をふりかえりシーンがとても心地よいです。
いろいろなことを孫に教えてくれたおじいさんの死と、時間がたってもおじいさんとの思い出を忘れず、自分の子供にも伝えたいと思う兄弟。
こんな関係が築けるってすばらしいと思います。

兄弟と大好きなおじいちゃんとの大切な思い出

いろんな事を教えてくれて、一緒にいろんな事をして
山にも川にも思い出の場所がたくさんある。

当然だけど別れの日はやってきて・・・

一緒に過ごした時間が楽しいものだったということがよく分かる。
おじいちゃんの事が大好きだったということも。
二人の兄弟が思い出の場所をたどって歩く姿が楽しそうで
・・・なんとういうか・・思い出があるという事は幸せな事だな〜と思った。

下の子が図書館で、これ読んでともってきました。
たぶん表紙の絵で選んだと思います。（だって、大概いつも、クマの表紙の絵本を持ってくるのですから）
この絵本は２ひきのクマの双児が、子どもの頃、よく遊んでくれた「大好きだったおじいちゃん」との思い出のお話です。
一つ、一つの場面がていねいに描かれていて、とても素敵な絵本でした。
おじいちゃんが、どんなに孫達を愛していたか。おじいちゃんの信条がどんなものだったのか。読んでいくと心に伝わってきます。
ぜひ、読んでみて下さい。

　クマの兄弟が大人になり、おじいちゃんが昔住んでいた家を訪ねて、昔あった出来事を思い出していると言う内容です。
　おじいちゃんと孫の深い愛情を感じる、寂しいけれど素敵な絵本でした。
　子供達には、両親以外にも沢山の人の愛情が注ぎ込まれているんだなと、考えさせられました。