私が幼少のころ、涙を流してよんでいました。娘もそうなるかな?と期待して読んでみましたが、らいおんさんは、だれのとこに行ったのかな?という感想で、人それぞれ感想は違うんだなと思いました。
ラチのポケットに入るくらい小さい、らいおんはとても弱そうに見えますが、
常にラチを励まし、体を鍛え、ともだちに話しかける勇気をあたえ、すごく心強い存在です。
みんなに怖いと恐れられていたノッポをラチが追い詰めていくとこをみた、らいおんは、もう僕がいなくても大丈夫と、ほかの弱い子のところに行ってしまいます。ラチにとっていなくてはいけない存在になっていただろうに、悲しかっただろうなと、何度読んでも泣けてきます。
長い話ではないですが、心に強く残る絵本だなと思いました。