『ジオジオのかんむり』などの作品のある、岸田衿子さんの詩集に
山脇百合子さんが絵を添えています。
その中の最後の一編が「木いちご」という詩。
まるで、一つ一つの木いちごを摘んでいるような構成が素敵ですね。
いづれも、詩独特の感性が光っています。
なるほど、こんな風に想像してみればいいんだ、という、
詩作の時のヒントになるかもしれません。
有名な山脇百合子さんの絵が寄り添っていますから、
きっとイメージの空へ導いてくれるでしょう。
「むしばとケーキ」は、生活の一こまで、思わず共感してしまいます。
子どもの頃の感覚を思い出しました。