このお話は文字が多く、ただのペンギン物語でなくテーマも奥深いので、小学生以上のほうがいいと思います。
仲間が違うということで、みんなからなんとなくさけられるミュラーさん。
でも、ある時マイヤーさんの卵を助けました。
それをきっかけに「ちょっといいやつかも。」
と思われて、みんなと徐々に仲良くなります。
同じペンギン、仲間だよね。という感じで。
小学生にはこのお話はいい話だと思いますが、私ははたしてどうなんだろうといろいろ考えさせられました。
もし、ミュラーさんが卵をたすけなくて、最初と同じようにみんなの中にはいろうとし続けたら、どうなったかな?
そもそも、みんなからさけられてミュラーさんは卵を救う気になるのだろうか?
ということです。
何か助けてもらったり、自分にいいことをしてもらわないと仲良くしてあげる気にならないっていうのもなんだかな〜。
とても奥深い内容だと思います。