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ふふふんへへへんぽん!-もっといいこときっとある-」 ママの声

ふふふんへへへんぽん!-もっといいこときっとある- 作:モーリス・センダック
訳:じんぐう てるお
出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1987年
ISBN:9784572002976
評価スコア 3.75
評価ランキング 46,273
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  • 私には理解できませんでした

    センダックの絵本ということで読んでみました。

    しかし、マザーグースを知らないからかどうかわかりませんが、私にはよくわかりませんでした。話に引き込まれていくといレビューも見ましたが、私には想像力とかが不足しているようで、理解できず、読み進めるのも難しかったです。

    絵は素敵でした。今2歳の息子が大きくなっても、読み聞かせることはないかなと思います。

    投稿日:2010/09/08

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  • 1度は通る道

    モーリス・センダックの書く内容は想像の世界で物語を楽しめるものが多いので、今回のようにページ数が多く長文の絵本は幼児向けの絵本よりもぐんぐんとモーリス・センダックの世界に惹き込まれ、ハッと気が付くとお話の世界に入り込んでいる自分にきずきました☆

    子供が成長していく時に1度は通る思いを描いているので大人になろうとしている時期の子どもは共感できると思います。

    投稿日:2010/08/27

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  • 新作劇を熱演

     「なにもかもそろっているよりも、もっと いいこと きっとある」と、犬のジェニーは旅立ちます。そしてジェニーは、舞台女優になるのですが、、、。
     ほかのママたちと同じように、私もなかなかわかりにくいいお話でした。マザーグースを知っていたら、もう少し楽しめたかなと思います。

     センダックさんの絵が、とても繊細で見応えがあります。 
     最後の舞台の絵は、何度見てもおもしろいです。タイトルの「ふふふん、、、」が効いています。キャストの熱演ぶりに拍手を送りたくなりました。

     

    投稿日:2010/08/24

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  • 私にとってはむずかしかった

    センダックの本を読んでいるのですが、センダック自身が文も絵も描いている絵本というのは、一読しただけではなかなかわかりにくいことがあります。

    この本もカバーの説明と「『かいじゅうたち』の世界へ」というセンダックの伝記でおぼろげながらわかったかなという感じでした。

    息子に聞いてみると「よくわかんなかったけど。経験をつむってことだけはわかったよ」という返事でした。

    センダックの愛犬の死が背景にあるようだし、マザーグースの影響もあるようで、こうなると、マザーグースの素養のない私にとってはお手上げに近いかなという感じでした。

    赤ちゃんをライオンから守る時に、赤ちゃんの名前を思い出さなくてはいけないということ、これは昔話の中でもよく登場する展開だなあと思いました。

    私にとってはむずかしかったです。

    投稿日:2010/03/26

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  • 可笑しくて切ない贅沢

    センダックのなかで一番好きな本です。これは飼い犬のジェーンが家出するお話です。ジェーンは自分が、必要なものはなにもかも持っていて、愛してくれる主人がいる事を充分知ってる上で、それらを捨てて自分の目で足で、新しい世界を探しにいくのですが、その節々で出会う豚や猫の牛乳配達、赤ちゃん、ライオンとの会話ややり取りは、かなりシュールでエキセントリック。じっくり読んでも「え・なんで?」と思うような理解不能ワールドは、しかしなぜだかとても切ないのです。
    最後ジェニーは自分の新しい居場所を見つけて楽しく暮らすのですが、安泰・家族・持っているもの全てを捨てる勇気と容赦のなさにただ打ちのめされて、最後のシーンで泣いてしまいました。むしろ登場人物はジェニーを含め皆、喜劇のようにユーモラスなのに。安泰を愛してやまない私には、かなり危険な本ですが、また、よほど勇気がない限り普通は体験できないとてつもない贅沢をあくまでもドライに描いた秀作だと思います。

    投稿日:2009/05/08

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  • 不思議な夢を見たような...

    • サラミさん
    • 20代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子3歳

    モーリス・センダックの絵本といえば不思議な印象とリズミカルな文章が印象的ですが、この本はかなり長く、また、マザーグースをもとにしたお話ということもあって摩訶不思議な世界がいっそう深くひろがる感じです。
    大人から見てもイマイチ背景が見えてこない...という気はするのですが(英語圏の人が原文で読めばもっと違うんでしょうけど)、子供のほうが想像力があるからか、長いストーリーもなんのその、5日ほどにわたってすこしずつ読み聞かせたのですがものすごい集中力で聞いていました。わかりやすいストーリーばかりが子供の気持ちをつかむんじゃないんだなと改めて感じました。

    投稿日:2004/08/20

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