2歳11ヶ月の息子に読んでやりました。一粒のひまわりの種を大事に育て、沢山のひまわりがまた育っていくという命のつながりのお話です。それをかわいいぴよちゃんがひまわりと対話しながら、育てていくのです。最初は、ぴよちゃんがおなかをすかせて種を食べようとしたところから始まるのですが、もっとおいしいはっぱが食べられるからと食べられることを少しでも先延ばしにしていく。それがなんとも命の声に見えてきます。大きな花を咲かせたひまわりが弱っていく様子を見ていられなくなったぴよちゃんは、必死に水を運んでひまわりを元気にさせようとするところは涙を誘います。最後に沢山のひまわりが咲くところは感動してしまいました。
ぴよちゃんが好きなお子さんはもちろんですが、植物を大事に育てよう、命の大切さを教えることができるいい本ですね。