お正月が近いので「十二支のはじまり」の読み比べをしてみようと思いました。うちには、岩崎京子・文、二俣英五郎・画の「十二支のはじまり」があります。
途中で「うちの本はさ、龍が飛んでたよね」と言いました。同じ「十二支のはじまり」でも、作者によってお話が違いますよね。読み比べてみるとちょっとした違いがわかって楽しいです。
この絵本は、岡山県に伝わる話だそうです。うちにあった本ではなかった、ねこが「一日に なんかいも じぶんの かおを あらうように なった」というエピソードが紹介されており、息子は「そうなんだ」ととても納得がいったようでした。
この絵本のねずみは、ちゃっかり者という感じ。ねこがいかにも眠たげな様子なので、その対比がおもしろかったです。
お子さんが、干支に興味を持ち始めた時に読んでみるといいですよ。