さる・るるるのシリーズですが、こちらはちょっと、毒が効いているかな?
今回の主人公は、さる君ではなく、ママさるさんと、子さるちゃんです。
服を買いあさる、子供を着飾る、(テレビ局の?)リハーサル。おお、なんだか見栄のオンパレード。
親としては、なんだか苦笑いしてしまいます。
読み聞かせの最中、「悪いよね〜このさる」といきなり息子のつっこみ。
「なんで?」と聞くと、「だって、(子さるを)着飾ってるから…」
え、それって、いつも私があなたを着飾らせるたびに、いやだと思ってたってことなんでしょうか?と被害妄想的になってしまう母なのでした。
(いや、着飾らせる機会なんて、めったにないはずなんだが)
これ、きっと、子供にとっては、面白いお話なんだろうな、と思います。
(たぶん、小学生ぐらいの子がニヤニヤしそうですね)
でも、親の身分の私としては…
ちょっと読後感が悪いかも。
いや、別にテレビ局に売り込みに行こう、とかいう野望を持ってるわけじゃないんですけどね。
でも、人には言わないけど、うちの子1番かわいいぞ、根拠はまったくもってないけど!という母としては、ちょっぴり身につまされるかも…