ある日、黒猫の尻尾が黄色くなった。黄色い尻尾は人格(?)を持っていて、黒猫の体の一部でありながら、勝手ばかり。黒猫も黄しっぽもお互いギクシャクするばかり。そんなある日、しっぽが他の猫に噛まれてしまい、痛みを共有することに。するとどうでしょう、お互い歩み寄って、仲良しになれてしまうのです。
これは、友達同士でもいえること。近くにいる友達、自分が相手を嫌だと思うと、相手も自分を嫌いになる。こっちが変われば相手も変わる。仲良く協力できたら、どんなに気持ちいい日々が待っていることだろう。
今はまだ3歳の娘には複雑すぎるかな、単純に大好きな猫のお話として楽しんでいます。