「わすれないで 第五福竜丸ものがたり」 ママの声

子供達は、真剣に聞いていました。少し難しいかなあ・・・と、思いました。カツオやマグロを捕る為の漁船が、水爆実験で船員、船、捕った魚までが汚染されてしまい、船員が亡くなった事。どうして実験しないといけないのか・・。必要な事だったのか聞かれました。この事実を伝えていく事が、大事だと思いました。

核兵器のボタンが押されるのではないか、というまさかの恐怖が現実にある今。もう一度、この絵本を読んでみた。核のない世界をつくるにはどうしたらよいのか。知識が不足しているし、自分に何ができるのか分からないが、知る努力は続けたい。

題名の通り「わすれないで」とこの絵本は訴えます。
ビキニ環礁での水爆実験の死の灰を浴びた第五福竜丸が語る、という展開です。
若い船大工の熱い想いで作られたカツオ漁船が、
実験とはいえなぜ死の灰を浴びなければならなかったのでしょうか？
ゴミの山に捨てられた時の「ぼくはびょうきなんかじゃない。」
という言葉が切ないです。
今は夢の島の展示館に保存されている第五福竜丸。
忘れないでおきたいメッセージです。