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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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おじいちゃんの手」 ママの声

おじいちゃんの手 作:マーガレット・H・メイソン
絵:フロイド・クーパー
訳:もりうちすみこ
出版社:光村教育図書 光村教育図書の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2011年07月
ISBN:9784895728287
評価スコア 4.88
評価ランキング 34
みんなの声 総数 15
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9件見つかりました

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  • 大切なことを知ろう。

    祖父と孫の、手をモチーフに絆と愛が感じられる本ですが、それだけではありません。
    昔パン工場で働いていたおじいちゃん。
    黒人というだけでパンに触らせてもらえなかったという現実。
    人種差別について小学校低学年の子供にも伝わるように書かれた社会性を感じる本でした。
    みなで考え正しい社会を作っていきたいですね。

    投稿日:2019/05/12

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  • 素晴らしい本です。

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子5歳、男の子3歳、女の子0歳

    短い文章でありながら、黒人の方々が虐げられてきた歴史を、子供達にもわかるよう、物語として簡潔にまとめています。何でもやれる、その言葉に込められた重みを感じました。もっとこのような素晴らしい絵本が増えればいいのに…。

    投稿日:2017/05/25

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  • おじいちゃんの魔法の手

    このお話は、黒人のおじいちゃんが黒人でも何でもできるんだよっていう事を黒人の孫に教えてあげるお話でした。うちの子はこの絵本を見て、昔アメリカで白人は黒人を差別していたことを知ってビックリしていました。絵本を読んで人種のことも学べて、そういう意味ではとっても素敵な絵本でした。

    投稿日:2016/04/25

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  • なんでも出来る手

    黒人に対する、人種差別のお話です。
    キング牧師など有名な人物はいますが、この絵本の中に登場するのは、ごく普通の人です。
    それだけに、日常的にどんな差別があったのかが、身にしみるようにわかります。
    そして、そんな普通の人でも、力を合わせて立ち上がれば大きな声になるということが、勇気づけられます。

    投稿日:2013/05/08

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  • 手が問いかけるもの

    1950年代から1960年代の初めというと、まだ4、50年ぐらい前、そんな時代のアメリカでは、パン工場で黒人が生地を触ることを許されなかったということです。

    前に『ローザ』を読んだ時にも、差別が根強く残っていることに驚いたのですが、市民レベルでの差別というのは、制度が変わった後でも根強く残るようです。

    本文の中では、声高に差別されていたことを訴える調子ではなく、おじいちゃんが孫に語りかける優しい穏やかな調子なので、より一層その差別についてを考えさせられます。

    手を通して私たちはいろいろな仕事をし、人を助け、人とつながっていく、絵本の中には「手」を題材にした様々な作品がありますが、そのどれもが問いかけるものが深い気がします。

    この作品もおじいちゃんの手に人生に刻まれてきた深い苦悩が忍ばれます。

    読むなら高学年以上のお子さんだと思いますが、アメリカの一面としてこういうことがあったということは知っておいてもいいことだと思います。

    投稿日:2013/02/10

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  • 「手」がポイント!

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子19歳

    新聞だったか
    お薦め絵本にあったので
    図書室にリクエスト

    届いて、絵にびっくり
    表紙だけだったら
    もしかしたら、読まなかったかも・・・

    でも、この絵がいいんですよ
    どんどん惹き込まれていきます
    表情豊かで
    雰囲気が物凄く出ています

    おじいちゃんと孫との関係は
    世界どこでも同じ

    なのに、差別って、つい最近まで
    こんな形であったんだ・・・
    と、気付かされます

    「手」に焦点を当てているのが
    とてもわかりやすいです

    考えさせられる題材です

    投稿日:2011/11/22

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  •  光村教育図書さんのアメリカにおける人種差別問題を扱った作品は、「ローザ」・「ぬすみ聞き」が記憶にあります。
     両者差別された側の方々の希望を捨てず、信念を貫く力強さに心揺さぶられました。

     こちらの作品も差別を受けたおじいさんの戦ってきた「手」に、底知れぬ力強さを感じました。
     前半孫を可愛がる好々爺の様子に、お国が違っても同じだなぁ〜、と微笑み読み進めました。
     中盤から、蔑まれた「手」が人権を獲得すべく繋がれ、大きな力となって行きます(1950〜60年代)。
     そして、後半この「手」は孫に“全てを可能とした「手」”として渡されている事に感動しました。
     主人公のジョーゼフ(孫)もまた、大切に息子・孫へと渡していく事でしょう。

     人種差別の中でも具体的でシビアーな問題がテーマですので、高学年向きかなと思いました。

    投稿日:2011/11/13

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  • 油絵の具で描いた絵を練りけしで消して作る絵

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    アメリカの人種差別の絵本です。
    なんでもできる素晴らしい手を持つ『おじいちゃん』の手!でも、その手で、仕事先のパン工場のパンをこねることはできず、会社から与えられる仕事は掃除や物を運ぶ仕事だけ。
    アメリカ社会での当時のアフリカ系移民の人たちの仕事は、多かれ少なかれ同じような待遇だったようです。

    今はそんな不当な差別は行われていない(はず)ですが、おじいちゃんが孫にいろいろなことを教えたり、遊んでやったりする中で、
    その『手』のことを改めて思う。というお話でした。

    後半が孫目線になって、時代が違うのだということがとてもはっきり伝わってきて、よかったです。
    絵はフロイド・クーパーという人が描いているのですが、はっきりした色合いなのに、どこか褪せたアルバム写真のようにぼやけて見える不思議な手法を使っています。
    これは“油絵の具で描いた絵を練りけしで消す”という、独特の技法だそうです。すごいですね〜。見ごたえのある絵でした。

    投稿日:2011/10/03

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  • どんな色の手も

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子18歳、男の子15歳

    1960年代ごろまで、アメリカでは、白人以外の肌の人種差別が存在していたのです。
    日本ではなかなか理解できないだけに、身近なエピソードのこの作品は、
    子どもたちにもわかりやすいと思います。
    作者の知人であった黒人男性のエピソードを基に、彼と孫との会話ふうに展開していきます。
    彼が若い頃、パン工場ではパン生地にも触らせてもらえなかったのです。
    その手の色が故に。
    彼は仲間と一緒に抗議し、ついには、その権利を勝ち取るのです。
    だからこそ、今では孫に自慢できるほどのたくさんのことができる手。
    そして、しっかりと孫に受け継がれた手の技。
    油彩画を練り消しゴムで消すという独特の画法で描かれ、
    独特の風合いのある絵ですが、とても力強さを感じます。
    孫にとっても、読者の子どもたちにとっても、
    当たり前に出来ることがエピソードとして取り上げられているので、
    共感できるように思います。

    投稿日:2011/09/21

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