ちっちゃいかえるは、ほかのかえるのようにうまくなくことができません。そこで、ほかの動物たちが、どんなふうにないているのか見に出かけます。動物たちは、それぞれ違う声でないていました。ちっちゃいかえるは、自分も自分のなきかたでいいんだ!と思い池に帰ります。
思い切って自分のなき方をすると、他の動物たちも、褒めてくれます。
他の人と違っても大丈夫、自分らしく生きていけばいいんだよ、というメッセージがストレートに伝わってきます。また、それを温かく見守る周りの目もすごく大事だなということも。シンプルな絵本ですが、大人もたくさんのことを教えられる絵本です。切りえ風の絵は、とても色彩が奇麗で、子供の目を引き付けていました。