「あめあがりのカピバラくん」 ママの声

カピバラの絵本って珍しいよね？
カピバラのおじいちゃんがカピジジ、
カピバラのおばあちゃんがカピババ
カピママ、カピパパ…。
私としては突っ込みを入れたくなるネーミングでしたが、
子どもたちにはわかりやすかったようで
スルーでした。確かにね。そのままだしね。
で、問題はラストシーン。
水たまりにうつりこんだ雨あがりの空を
「いいもの」としているところ。
子どもたちは「？」となっていました。
なにがいいの？って。
確かに、ちょっと大人目線だなって思いました。

久し振りの絵本ナビ投函になります！
息子が小学校に入学してから、これまでの読み聞かせボラに
加え、更にいろんなイベントへの参加が多くなって
こちらへ足を運ぶことが少なくなってしまいました（＞＜）
さて、読み聞かせをする場が増えたので、様々な年齢にそった
お話しを紹介してるのですが、その中で
先日、新規の保育園での読み聞かせ訪問してきました。
ちょうど台風で雨降り続きでしたので、迷わずこちらの絵本を！！

白黒に近い挿絵で登場するキャラもシンプルで、
スッキリとした感じの絵本なんですが・・・
文章は少なめですが、とても豪快な遊びがいっぱいで
私も幼い頃に経験した“あめあがりのあそび”“たのしみ”
がたくさん詰まってます。

お話しを聞いてる子どもたちは、
「わかるぅ〜！それ、やったことある！」
お話会に一緒に参加されてるご父兄にみなさんは
「うわ〜！！なつかしい〜 （＾◇＾）」
カピバラくんの豪快なあそびに、子どもたちはやってみたい！
がいっぱいになったようです。
あめあがりはこういったおもいっきりも子供らしくてとてもいいなぁ。
との意見も上がりました！

でも・・・洗濯は大変そう（→。←）

雨がようやくあがり、カピバラくんと、ジジバラは散歩に出かけました。
「すべって、ころばないようにね。」
と、ママバラが注意したのですが、カピバラくんには聞こえていないようでした。
最初は、ジジバラも一緒に楽しんでいたのですが、いつものように寝てしまい、ひとりになったカピバラくんは、本領発揮！
カピバラくんの遊び方は、まるで、子どもたちが、本当にやりたいことばかり。こんな風に遊ぶことができたら、子どもたちもきっと満足することでしょう。そして、最後に見つけた『いいもの』で、おとなたちの気持ちもきっと爽やかになること間違いなしです。

ちょっと漫画っぽいコマ割のページもある絵本です。
雨あがりにお散歩に出かけ、爽快にどろんこ遊びをするカピバラくんのお話です。
親なら思わず「やめて〜！」と叫んでしまうような、体を目一杯使ったダイナミックなどろんこ遊びが、これでもかと展開されます。
遊び方が豪快なら、カピバラくんの笑顔も豪快です。
本当に楽しそう！
我が子にもこんなに晴れ晴れと遊ばせてあげたいなぁと、つい親の心に魔がさしてしまうような絵本です。

こんな風に思いっきり遊んだら楽しいだろうなぁと、
うらやましくなってしまいました。
カピバラ君は発想力も豊かで本当に楽しそう。
体中泥だらけで家族のみんなに叱られるかと思ったら
最後のページではみんな笑顔。
笑顔の秘密は・・・是非読んでみて下さい｡