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8件見つかりました
日記って、言葉で綴るだけじゃないんだないんですね。 なんだか、すべてのものにまつわるお話を聞いてみたくなりました。 骨董品や本、何年も大切にされていたものには、どれも誰かのお話があふれている。これには、誰の、どんな毎日が関係していたんだろう?そんなことを想像しながら、骨董屋さんにいってみたくなりました。
投稿日:2021/08/26
読み書きさえもできなかった少年時代のひいおじいちゃんは、マッチ箱に想いや思い出を込めていました・・・マッチ箱日記。 イタリア移民として生きた日々。 そういう時代そういう方達がいたのだなぁとしみじみとした気持ちになります。 思い出って宝物ですよね。 マッチ箱日記、大変なこともたくさんあったひいおじいちゃんの生きた証のように思いました。 それをひ孫に語る二人の関係もすごく素敵ですね。
投稿日:2020/11/10
感動できる本とのことで 友人から薦められて読んでみました。 タイトル「マッチ箱日記」ってなんぞや?? と思いましたが 本当にそのまんま「マッチ箱」の「日記」でした。 字がかけなかった少年が 出来事を忘れないために思い出の品をマッチ箱の中にとっておく・・。 お話は、その少年が老人となり 孫娘に語りかける形で進んでいきます。 老人が語る自分の人生・・・。 字が書けずにマッチ箱に思い出を残してきた少年が 勉強し、活字を拾う印刷工になり、本屋を開くという展開は またまた印象的です。 子供もですが 大人も楽しめる一冊だと思います。
投稿日:2015/02/08
字の書けなかった少年の頃に残した日記は、マッチ箱に思い出の品を入れておくこと。 それをひ孫に見せながら、その頃の苛酷な思い出を話し聞かせます。 マッチ箱を開けながら、つぎはどんなお話が入っているのか楽しみになってきます。 辛い話もこんな演出があったら耳を傾けられます。 まねをしてみたいと思わせてくれますね。 自分の話を聞いてもらいたいときに、工夫が必要だと感じました。 このおじいさんはそんな計算などないでしょうが・・・ 温かい絵がこの物語にぴったりです。 おじいさんの部屋に置いてあるものを興味深く見れました。 もしかしたら、博物館なのでしょうか。 女の子が飛行機のなかで箱に入れているものはなんでしょうか。 おじいちゃんにもらったものもあるのかな。。。
投稿日:2014/12/20
驚きました。文字が書けなくても日記はつけられる。厳密に言えば、その時の思い出となるものを保管しておく。最後の頁で、お孫さんがお菓子の空き箱に自分が今大事にしているのであろう小物をしまっているのが印象的でした。
投稿日:2014/12/02
小学校4年生の娘に「この絵本面白いよ」と勧められました。 大きな箱につめられたたくさんのマッチ箱。ひいおじいちゃんがまだ幼く字を書くことの出来ない頃の思い出が、このマッチ箱ひとつひとつに入っています。それを「わしの日記だよ」と言ってひ孫に語るというスタイルでおはなしが進みます。 リアルだけれど温かみのある絵が、とても味わい深かったです。大人が読んでも感動できる絵本だと思います。
投稿日:2014/10/30
骨董屋さんをしているひいじちゃんを訪ねました。この部屋の中で一番好きなものを選んでと言われ、手にしたのは箱。ふたを開けると、マッチ箱がたくさん入っていました。そのひとつひとつがひいじいちゃんの日記だったのです。字を読んだり書く事ができなかったので、マッチ箱に入れておくことで、その当時の記憶が蘇る。 イタリアでの貧しい生活、移民として家族でアメリカに渡り、当時の船旅の様子、父親との再会、アメリカでの仕事のこと…ひとつひとつの出来事を、詳しく話してくれるひいじいちゃんの話に、読みながらじんわりとその世界に入ってしまいました。 紙質、使われている色もなかなか味があり、おとなも引き込まれていく世界です。部屋の中の様子も細かく描かれていて、ひいじいちゃんの今の生活も窺い知ることができます。話を聞き終わって、女の子のした行動にも、その気持ちがよく表れています。
投稿日:2014/05/26
作者のポール・フライシュマンは絵本好きの人なら一度はきっと読んだことのある『ウエズレーの国』の作者です。 イラストを担当されたバグラム・イバトゥーリンは「おとうさんの庭」や「からす笛を吹いた日」など、リアルなのに繊細な絵柄で情景豊かにその物語の世界を描いてくれる画家さんです。 ですから、今回の作品は本当に素晴しいコラボで仕上がった作品ではないとかと思います。 日本でこういったコレクターというのがどのくらいいらっしゃるかわかりませんが、やはりアメリカには多いのかな? 個人的にあまりコレクター気質は持っておらず、いらないものはどんどん捨てる主義なので、正直コレクターたちの気持ちは今いち理解できませんが、 長年集めてきた『マッチ箱』と、それを集めた頃の一人のおじいさんの思い出の数々を、じっくり見せてもらいました。 1ページに書かれている文字数は多い方で、ぺージ数もやや多めなので、読み聞かせに使うのは他に読む本との兼ね合いなどもありますが、遠目のきく素晴しい絵なので、小学校高学年などにはぜひ紹介したい1冊です。 「アメリカへの開拓移民」というのも、この作品で大きなテーマとなっているので、そういうことを紹介するブックトークの時間が持てれば、合わせて紹介したいなぁと思いました。
投稿日:2013/11/02
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