ゆきがふる」 ママの声

ゆきがふる 文:蜂飼 耳
絵:牧野 千穂
出版社:ブロンズ新社 ブロンズ新社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2013年10月25日
ISBN:9784893095749
評価スコア 4.41
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  • 大人向きかな

    『うきわねこ』の作者コンビの作った絵本ということで興味をもちました。
    幻想的な雪景色がとても美しいです。
    熱を出して寝込んでいる妹を喜ばすために、雪を降らせてと「ゆきぐも」にお願いするうさぎのふうちゃん。でもその交換条件に大切なおもちゃを差し出します。それはもう会うことのできないおとうさんからもらった赤い車でした。
    ふうちゃんの誠実なやさしさにジーンとしますが、ちょっと切なすぎます。子どもにはちょっとこの複雑な心境は理解できなかったかも。大人向きの絵本かなと思います。

    投稿日:2014/11/02

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  • 雪の景色がキレイ。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子18歳、女の子14歳

    絵もきれい、言葉のリズムもきれいです。
    「ふわふわころり」って、雪男でしょうか?優しそうな顔をしていますが、身体はくまのようです。
    「ゆきぐも」という発想も、それを持っている女の子(?)も不思議な世界観でした。
    ただ、熱を出していて外に出られない妹のためにと、「ぼく」が大事なものをあげてしまうというくだりは別になくてもよかったかな?という気がします。
    美しい雪の景色が堪能できる作品です。

    投稿日:2014/05/14

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    1
  • 優しさと切なさの美しさ

    『うきわねこ』の蜂飼耳さんと牧野千穂さんのコンビ絵本ということで、
    とても楽しみに図書館から借りてきました。
    表紙からとても素敵です。

    雪の日にだけあらわれる道。
    その先にある、雪の日だけにあらわれるふわふわころりの家。
    そこでうさぎのふうは、ゆきぐもにあるお願いをします。
    そのお願いは、ふうの一番大事なおもちゃと引き換えにかなえられ・・・。

    どのページもとても素敵な絵と文章で綴られていて見惚れました。
    でもその美しさの裏に隠される切なさと悲しみが切なすぎて・・・。

    とても素敵な冬の本ですが、私はこの切なさに勝てないかも・・・と思いました。
    妹を想うふうの優しさが、美し過ぎてまぶしすぎました。
    とても美しい本だと思います。

    投稿日:2014/03/08

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    1
  • 冷たさと暖かさと

    • ミモザさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子6歳

    全体的に絵に暖かさを感じつつ、雪の冷たさも感じ取れるという稀有な体験をしました。

    ゆきの日に出会った、ふわふわころりとゆきぐも。
    家のベッドで待つ妹のために、あるお願いをします。
    お願いを叶える代わりに大事なおもちゃを差し出さなければならないけど。
    妹を想う気持ちはほんわかするけれど、一方でそのおもちゃ(車)が「もうかえってこない」お父さんにまつわるものという苦い部分もあって、すんなりと「良かったね」と言えない気持ちが残りました。

    でもきっと何度も手にしてしまう、美しさと優しさと痛さが詰まった一冊。

    投稿日:2014/01/23

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  • 切なさが残る雪の物語

    うきわねこの蜂飼耳さん、牧野千穂さんのコンビ作です。
    うきわねこと同様にとても幻想的なお話です。
    雪の日にだけ現れる、ふわふわころり。
    雪を降らせることが出来る、ゆきぐも。
    とてもファンタジックな世界なのですが、
    熱を出して寝ている妹の為に、うちの窓のそばまで来て雪を降らせてほしい。
    そのお願いと引き換えに、もう会うことができないお父さんからもらった大切な車のおもちゃを渡す、というのがとても切なかったです。
    でも、車を渡したことで、僕は吹っ切れたのかな?そうだと思いたいです。

    投稿日:2021/02/02

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  • 冬に読みたくなるお話

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子4歳、男の子1歳

    本屋さんでお薦めされていたので図書館で借りてみました。

    どこか見たことのある絵だなと思っていたら
    以前読んだ「うきわねこ」の方と知り納得。

    絵本だから多くは語りませんが、
    雪を降らせてもらう代わりに、
    いなくなったお父さんからの大切なおもちゃを
    渡すお兄ちゃんうさぎ。

    そんなに大切なものを渡さなくてもよかったんじゃないかと思いながらも、
    もしかしたらお父さんも病気をこじらせていなくなり、
    いもうともそうならないように自分の一番大切なものを差し出したなら
    その健気さに悲しくなりました。

    静かな、でも引きつける絵と、
    いろいろ想像させられるお話に
    また冬に読みたくなるお話が増えました。

    投稿日:2016/12/12

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  • 素敵な雪の絵本

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子2歳、女の子0歳

    図書館で娘が持ってきた絵本です。
    娘にはまだ難しいかと思いましたが、最近雪遊びをしたことで雪に興味があったのかな。
    ふわふわころり、ゆきぐもというキャラが出てきて、私は最初彼らがクマか何かと思っていましたが違いました。
    優しいうさぎが主人公のやさしいお話です。

    投稿日:2014/02/26

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  • 美しくて不思議

    熱を出して寝ている妹のために、雪を降らせてほしいとお願いをする、主人公のウサギ。
    とても綺麗な絵でした。
    そして、不思議です。
    ファンタジーのような世界だと思います。
    ただ綺麗でかわいいお話、ではありませんでした。
    おもちゃのクルマから、悲しい背景が見えてきたと思います。

    投稿日:2014/02/04

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  • 冬の森には

     冬の森の幻想的な絵に、見入ってしまいました。冬の森は、寒くてちょっとこわいけれど、ひきつけられますね。冬の精は、ほんとうにいるのかもしれない、、、。

     自分の大切なおもちゃとひきかえに、妹の病気をなおしてもらうお兄ちゃんの気持ちがせつないなと思いました。
     冷たい空気とあたたかい気持ちの空気感がしみじみしました。
     やっぱり冬に読みたい絵本です。

    投稿日:2013/11/15

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