私好みの作品です。
一歩足を踏み入れ「え〜、美術館〜!退屈そう〜」という嘆息と反面畏まった気持ちで、渋々足を進める主人公の気持ちが愉快です。
素敵なママですね。
こういう機会は、与えてもらわないとなかなか無いですからね。
絵画「過去と現在、その1」(オーガスタス・エッグ作)のママの解説に、そうなんだ〜と見入ってしまいました。
絵画鑑賞の多様さと楽しさを教えてくれます。
「ウォルター・ローリー卿の少年時代」(ジョン・エヴェレット・ミレイズ作)の主人公(ぼく)の解釈の仕方に笑い、右のページのパロディ化した絵と、パパの親父ギャグにひっくり返って大笑いしました。
ほかにもパパを中心としたパロディ化されたたくさんの作品に、その精緻さに唸りつつもやはり笑ってしまいました。
このような絵画の鑑賞の仕方も「あり」なのだと思うと、幼いころから気楽に美術館に足を運べそうですね。
この頃、息子にスクラブルとバックギャモン以外遊んで貰えないははは、シェイプゲームに1時間ほど付き合って貰いました。
ブツブツ言いつつも、結構息子も楽しんでいたようです。
でも、小さいお子さんのほうが、もっと熱い目をして付き合ってくれそうですね。