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クリーナおばさんとカミナリおばさん」 ママの声

クリーナおばさんとカミナリおばさん 作:西内 ミナミ
絵:堀内 誠一
出版社:福音館書店
税込価格:\880
発行日:2009年02月
ISBN:9784834024333
評価スコア 4.48
評価ランキング 10,700
みんなの声 総数 20
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  • 復活だ〜!

    まだまだ使えるのに

    捨てられてしまった電化製品たち。

    ゴミ山の中でもう諦めて過ごしています。

    掃除機のクリーナおばさんだけは

    まだなんとかなる!と頑張っています。

    そんなある日空からビリっと雷が鳴ったら

    家電たちが生き返ったように動き出しました。

    まるでお祭りです。

    実はみんな動きたかったんじゃないかなと

    思いました。

    みんなが動き出したのを見た人は

    感電すると危ない!と言って近寄りませんでした。

    雷を操っているのはカミナリおばさん

    表紙に描かれている女の人?です。

    クリーナおばさんをはじめ

    みんなが楽しく復活することを

    一番喜んだのはカミナリおばさんかもしれませんね。

    投稿日:2022/06/28

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  • 本当のエコは?

    まだ使えるのに捨てられてしまった家電製品たちの嘆きの声。

    次々、登場する新製品。
    「省電力・省スペース!」
    そんな言葉につられて、壊れる前に捨ててしまっていることの方が多いかも…。

    このお話の電化製品たちは、カミナリおばさんによって、新たな活躍の場を与えられます。
    セカンドステージを謳歌する、幸せそうな電化製品たち。

    エコ製品を使うのがエコなのか、寿命まで使い切るのがエコなのか、今一度、考えないといけないのかもしれないと思いました。

    投稿日:2016/02/22

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  • 電化製品も生きている!?

    • イザリウオさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子13歳、男の子11歳

    クリーナおばさんとは、なんとなく想像つくでしょうけど、掃除機おばさんです。

    クリーナおばさんは、まだモーターが動くし働けるのに、ごみに出されてしまって文句タラタラ。

    ゴミ捨て場に着くと、同じような仲間がいっぱい。
    みんなもっと仕事がしたい!と嘆いています。

    電化製品も次々と新商品が出てきて、修理すれば使えるようなものでも、安くて性能の良いものに買い替えてしまいますよね。

    この絵本は、そんな私たちに警告をしているようなお話に思えました。
    そう、子供にも「もっとモノを大事にして」と伝えたいようです。

    日本の素晴らしい精神「もったいない」を大事にしたいですね。

    投稿日:2013/08/18

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  • まだ使えるのに捨てられた家電たちの行くごみの島。掃除機のクリーナおばさんや、洗濯機のワッシャ、冷蔵庫のブリザードおじさん、、、たくさんの家電が、雷が落ちたら動き始めて、人間たちが「こうならないようにスクラップして捨てよう」とか「海に沈めよう」とひどいことを言います。

    でも、雷おばさんとその仲間達に、みんな、その住居に連れて行ってもらいます。そして、たくさん働きます。

    使えるのに捨てたら、もったいないなあという気持ちを育ててくれる絵本です。でも、断捨離中にコレを読むとすごく良心の呵責を感じてしまいそう。

    どうしたらいいのかなと思いながら読みました。

    投稿日:2013/06/17

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  • 親子二代で楽しんでいます

    私が子供の頃の愛読書。
    娘に読んであげた時には、子供の頃の事を思い出して、しみじみしてしまいました。

    ゴミとして捨てられた家電達が、カミナリ山でリサイクルされるストーリーは、大人目線でみると今のリサイクルブームを先取りしている斬新な展開という気もしますが、そんな理屈を抜きにして、テンポ良く運ぶ物語が、楽しい絵本だと思います。

    特にカミナリ山の描写は、サイコー!に楽しく、細部までみていて飽きません。
    見取り図好きにはたまらないページだと思います。

    投稿日:2013/02/16

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  • 絵は怖いんだけど・・・

    子の絵、大人から見てもちょっと奇妙で怖い感じがしていたのですが・・・子供はなぜか気に入っています。特に、クリーナおばさんが気に入っていて、自分でテッシュの空き箱とかを使って、自分なりのクリーナおばさんを作っていました。

    投稿日:2012/04/19

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  • 見かけより優しい内容です

    子供が、これ読みたいーと自ら手に取った一冊。

    ちょっと表紙の絵がケバ気味で、エッと一瞬思ったものの、
    意外にも中身は柔らかい内容でびっくりでした。
     

    まだまだ働けるのに、捨てられてしまった掃除機やアイロン達。
    そんな働きたいけど働けない電化製品たちをすくった、
    かみなりおばさん。


    要所要所で効果音も出てきて、
    私自身もいつの間にか、この絵本に惹きこまれてしまいました。


    「モノは大切にね」っていうのを、
    子供にも、親にも教えてくれる、そんな一冊でした。

    投稿日:2010/07/15

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  • 風刺が効いてます

    • オパーサンさん
    • 30代
    • ママ
    • 福島県
    • 女の子4歳、女の子1歳

    まだまだ現役で活躍できそうな電気製品。
    でもちょっと不具合があったり、新しい製品が出たりすると捨てられてしまい、ごみの島へ。
    そんなごみの島で起きたおはなしです。
    雷の電気を帯びて光るごみの島なんて、とても不気味で恐ろしい。理不尽な理由で捨てられてしまったごみたちの、怒りの象徴のようです。
    風刺の効いた内容で、子どもはもちろん、大人も考えさせられる内容でした。
    私は「ぐるんぱのようちえん」の堀内さんの絵がとても好きなのですが、この本の絵はちょっとテイストが違い、けばけばしい感じがしてあまり好きなタイプじゃなかったのが残念です。

    投稿日:2010/01/30

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  • 物は大切に

    まだまだ動けるけど、ちょっと壊れて
    捨てられてしまった家電達のお話。
    ごみ島に集められて、まだまだ働けるって
    みんな寂しそうでした。

    物があふれている世の中。
    使い捨てのように使われて
    不法投棄など、たくさんの問題があります。
    それを重ねて説明しながら
    このお話を読みたいなと思いました。

    投稿日:2009/08/05

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  • エコの時代に

    • AAさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子8歳、女の子5歳

    エコがどこにいっても言われるようになった今日このごろ、この時代にマッチした本の内容です。

    エコバックに始まり、エコカー・太陽光発電といろいろありますが、エコの基本がこのお話ではないでしょうか。
    ずばり、一番大事なのは使えるものは最後まで使うということだと思いました。
    電気製品のエコ替えっていうのは電気の消費量からすればエコだけど、ゴミ問題の視点からするとエコじゃないのかも・・・と考えさせられました。

    とてもストレートなメッセージで子供にも分かりやすくもったいない精神が伝わります。
    捨てられた電気製品たちも最後は使ってもらえて嬉しそうで、ほっとするお話です。
    魅力的な新製品の家電が多いですが、壊れるまでしっかり使わなくちゃと反省した1冊でした。

    投稿日:2009/06/11

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