・たろうが助けた五色に輝く亀は、実は乙姫が変身した姿だった
・乙姫のお父さん、りゅうおうの存在
このあたり、私には初めての設定でしたので、よく知っている物語でも
新鮮な気持ちで読めました。
ラストは悲しい結末です。
うらしまたろう は著者さんによっていろいろなラストがあると思いますが
帰る場所もなく玉手箱を開けてしまった年老いたたろうが、
ただただ泣いていつまでも浜辺に座りつづけていた・・・
そこで物語が終わってしまった本作は、とても切ないエンディングだなと思いました。
たろうはその後どうしたのでしょうか?
再び、竜宮の亀が迎えに来てくれたのかな・・・。
いろいろな その後 のストーリーを想像してしまいました。